しあわせ情報室

人生を家族と一緒に楽しむための情報集。子育てと教育を中心に。

学校には体罰が時には必要かという疑問を、『しつけと体罰』(森田ゆり)を読んで考える。

厚生労働省が体罰禁止の指針案をまとめたり、野田の女児虐待事件の裁判で父が「しつけのつもりが行き過ぎた」と主張したりと、しつけや体罰についてのニュースは途切れることがありません。 www.nikkei.com 親の子供への体罰を禁止する改正児童虐待防止法が…

「自分のしあわせのため」だけにものを考えていないか。諸法無我の教えから。

マスクの転売や買い占めが話題のいま、こんなことばが心に響きました。 われわれはふつう、自分の利益のため、自分の功名のため、自分の楽しさのため、自分の幸せのため……と、なにごとも自分を中心に置き、自分に都合のよい方向でものを考えます。ところがブ…

学校などが休みで子どもと過ごすことに疲れたら思い出したい、『7つの習慣』のことば。

学校が休校になり平日家に子どもがいて、習い事や図書館も休みになり、土日のスポーツ少年団も活動自粛になってしまい、普段と違う生活にわが家も戸惑っています。 こんな時に思い出して学びたい、スティーブン・R・コヴィー博士のことばを二つ紹介します。 …

奥様の怒りには子供時代の過去も関係している。予防策は「小さな気配り」。

男と女は異星人 先日『妻のトリセツ』を読み、「女性は母性本能ゆえに過去のことで何度も怒る傾向にある」ことを学びました。 奥様はなぜ過去のことで何度も怒るのか?を『妻のトリセツ』に学ぶ。 - しあわせ情報室 この理解の上に、以前読んでインパクトが…

『ブッダが教える愉快な生き方』(藤田一照)からの学びのまとめ。

新型コロナウイルス関連の情報の洪水に疲れたせいか、心がザワザワと落ち着きません。 頭を切り替えて、今よりずっと医療が未熟で不衛生だったはずの時代に生きたブッダの人生と教えに、『ブッダが教える愉快な生き方』(藤田一照 NHK出版)を読んで思いをは…

「われわれは幸福を求める。しかし、惨めさと死としか見いださない」(パスカル『パンセ』より)

久しぶりに<しあわせについて学ぶことば>に出会いました。 われわれは、真理を望む。しかし、われわれのうちには不確実さしか見いださない。 われわれは幸福を求める。しかし、惨めさと死としか見いださない。 われわれは真理と幸福を望まないわけにはいか…

奥様はなぜ過去のことで何度も怒るのか?を『妻のトリセツ』に学ぶ。

ずっと不思議だったこと 奥様が何か私に怒ってくるとき、なぜ今のことだけでなく過去のことを持ち出してくるのか、ずっと不思議でした。正直な心境は、「もう何度も謝ったでしょ?何度謝ったら許してくれるの?理不尽じゃない?」というところです。 男と女…

『鬼滅の刃』は子に安心して見せられて親は救われるような漫画。一気見した感想。

「鬼滅の刃」という漫画の単行本を小5の息子がクラスの友だちから借りてきて、熱中して読んでいました。 「鬼滅の刃」については、先日のビジネス書ベストセラー作家のセミナーで土井英司さんも「ヒットするマンガは世相を表す」として取り上げています。 ヒ…

「競争しない」生き方を考える。

競争のパラダイムについていけなかった私 orangeitemsさんがこちらのブログ記事で、就職氷河期世代が競争ではない思想を持つことの必要性を説いています。 www.orangeitems.com ここにある通り、就職氷河期世代の中でも特にわれわれ団塊ジュニア世代は、学生…

私が二番目に助けられた育児本は『育育児典』(岩波書店)。特に「病気編」と「父親論」。

前回の記事で『定本 育児の百科』(松田道雄 岩波文庫)を紹介しました。今回は二番目に助けられた『育育児典』の紹介です。「辞典」ではなく「児典」。 『定本 育児の百科』の後継 「病気編」症状別の簡易解説 父親論「どう父親する?」 辞書辞典の老舗「岩…

私を一番助けてくれた育児本は『定本 育児の百科』(岩波文庫)。

息子が生まれてからこの11年の私の最大の関心事は、子育てです。 本田健さんが本に書いている、 「子どもと一緒にいて、心から楽しいのは、最初の10年です」「人生で一番後悔していることという問いの答えで最も多いのは、 子どもとの時間をもっと持てばよか…

団塊ジュニア世代の生き方や働き方を考える本その3。堀江貴文さんの『ゼロ』。真の姿は努力の人。

はじめに 堀江貴文さんは1972年10月生まれ。生まれた月まで私と同じ、団塊ジュニア世代のど真ん中です。 簡単に経歴を振り返ると、東大在学中の1996年4月に23歳で起業。2000年東証マザーズ上場。2004年プロ野球近鉄、翌年ニッポン放送の買収を仕掛ける。2005…

能率手帳の使い方。野口晴巳さん(元JMAM会長)の場合。究極の逆説「人生を計画することなどできない」とは。

能率手帳の使い方を語るなら、『能率手帳の流儀』(野口晴巳:元日本能率協会マネジメントセンター会長)をはずすことはできません。 私が思うこの本の真価は、手帳の使い方の本であるのに、「人生を計画することなどできない」と断言しているところです。 …

息子がソフトテニスの試合で負けて、また読み返す『7つの習慣』。

はじめに 昨日、埼玉県内の小学5年生が集まったソフトテニスの大きな大会がありました。 息子のペアはリーグ戦を1勝1敗で勝ち上がれず、敗退です。 組み合わせ発表から第1戦が鍵になると予測して準備し、作戦通り第1ゲームをとりました。第2ゲームもリードし…

団塊ジュニア世代の生き方や働き方を考える本その2。四角大輔さんの『人生やらなくていいリスト』。

(この本に付属するメッセージカード!) 著者の四角大輔さんは1970年生まれ。 ソニー・ミュージックエンタテインメントに大学新卒で就職。営業経験後にアーティストプロデューサーを務める。後にワーナーミュージック・ジャパンに転職。ソニーとワーナーで…

団塊ジュニア世代の生き方や働き方を考える本の紹介その1。フミコフミオさんのエッセイ。

私と同じ団塊ジュニア世代が書いた本を、何冊か紹介しようと思います。 まずははてなブログの人気ブロガー、フミコフミオさんの『ぼくは会社員という生き方に絶望はしていない。ただ、今の職場にずっと・・・・・・と考えると胃に穴があきそうになる』。 「中小企…

ボクシングの井上尚弥選手と家族を支える、母の美穂さんのことばを紹介します。

昨夜のNHKのプロフェッショナル 仕事の流儀「モンスターの素顔~プロボクサー・井上尚弥~」を見ました。残念だったのは、母の美穂さんが全く登場しなかったことです。 母の美穂さんあってこその、尚弥選手であり父でトレーナーの真吾さんであることが、『天…

能率手帳の使い方。 約30年使い続ける松井忠三さん(良品計画前会長)の場合。

良品計画前会長の松井忠三さんが、『無印良品のPDCA』という本で、手帳についての考え方や能率手帳の使い方を詳細に書いてくれています。 この本から学んだことを紹介します。 考え方、使い方 ・1992年からずっと能率手帳を使用。 ・手帳の種類を毎年変えて…

目黒の虐待事件で結愛ちゃんが言った「お母さん、お腹空かないの?」と、夜回り先生の本の親子の会話が重なってつらくなる。

【2020.3.29更新 「夜回り先生 水谷修のホームページ」が再開しています!】 まずは、目黒女児虐待死事件の裁判での証言です。 検察側質問 「子どもは「おかあさん、お腹空いた」と言わなかったですか?」 優里被告 「おかあさん、お腹空かないの、とは聞か…

虐待された子どもは自分を「つみびと」にするという現実が悲しい。目黒女児虐待死事件と山田詠美さんの小説『つみびと』の共通点。

山田詠美さんの小説『つみびと』を読んで、どうしてもわからなかったことは、なぜ犠牲になった桃太まで「つみびと」にしたのだろう、ということです。まだ4歳です。 置き去りにされた桃太は死の間際、「ぼくのした悪いことは、全部謝るよ。ごめんなさい、マ…

夜回り先生こと水谷修先生の本から、大人たちへのメッセージも紹介。「子どもは失敗して当たり前」など。

ひとつ前の記事で、「死にたい」と相談する人への水谷修先生からのメッセージを紹介しました。 夜回り先生こと水谷修先生の本から、「死にたい」と相談する人へのメッセージを紹介します。「いいんだよ」など。 水谷先生の本には、大人たちへのメッセージも…

夜回り先生こと水谷修先生の本から、「死にたい」と相談する人へのメッセージを紹介。「いいんだよ」など。

ネットのニュースで、夜回り先生こと水谷修先生がHPを閉じるとブログに書いたことを知りました。 こちら「夜回り先生は、今!(水谷修ブログ)」です。 【2019.11.27追記 現在水谷修先生のHPは閉鎖されています!悲しい!】【2020.3.29追記 一度度閉鎖されま…

新井紀子先生が教える「読解力」をつける方法は「精読」「深読」。『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』では予感だった答え。

新井紀子先生は『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』(東洋経済新報社)で、AIには苦手で、代替されない人間の能力に、「読解力」をあげています。しかし、どうしたら読解力が上がるかについては、解明する科学的な研究が今のところないそうで、 もしかし…

ブログに「経験の記録」をすると他の人の役に立つ。自分自身の学びにもなる。

ブログを書くための、元気をもらえることばに出会いました。 経験の記録は必ず他の人の役に立ちます。 菅家伸さんの『ゼロから学べる ブログ運営✕集客✕マネタイズ 人気ブロガー養成講座』にあることばです(p14)。 確かに、何か困ったことをネットで調べて、…

自分の自信のなさや弱さを自覚し、受け入れることの意味を学ぶ本。岩井寛先生の『森田療法』(講談社現代新書 1986年)。

私が森田療法に興味を持ったきっかけは、アマゾンでたまたまこの本のページに行き着き、カスタマーレビューが105件もあって、帯の説明の 不安や葛藤を「あるがまま」に受け入れ、すこやかな自己実現を目指す誰もが実践できるメンタル・ヘルスのヒント! や、…

森田療法の本で繋驢桔(けろけつ)ということばを知る。杭につながれたロバのこと。生き方のヒントになりそうなことばです。

「繋驢桔(けろけつ)」という禅のことばを、北西憲二先生の森田療法の本で知りました。悩みから自由になりたいともがく人のたとえです。次のように書かれています。 杭につながれた驢馬が、逃げようとして焦って、グルグル回るほど、ますます杭にくっついて…

ストレス、メンタルヘルス、うつについて、一般の社会人におすすめの新書と文庫の5冊。

先日の記事で、イニエスタ選手がうつ病だったとは驚いた、という記事を書きました。 あのイニエスタ選手がうつ病だったとは。ちょうどいま、「森田療法」を学んでいるところです。 - しあわせ情報室 並行して、ストレスやメンタルヘルスに関係する本をいろい…

小説『つみびと』の参考文献である『ルポ 虐待』も、父親の子育てを考えさせられる本。

山田詠美さんの小説『つみびと』を読み、いろいろと考えるところがあったので、モチーフとなった事件についてのノンフィクション『ルポ 虐待』(杉山春)を読みました。『つみびと』の参考文献にもあげられている本です。 この本では、事件をおこした被告の…

山田詠美さんの『つみびと』に登場する父親たちの罪の重さの考察。三位、四位とまとめ。

山田詠美さんの『つみびと』に登場する父親たちの、子どもを死なせた罪の重さの考察の続きと、まとめです。 前回記事>>>山田詠美さんの『つみびと』に登場する父親たちの罪を考える。罪の重さ二位は、笹谷隆史(蓮音の父/琴音の元夫)による子どもの人格…

山田詠美さんの『つみびと』に登場する父親たちの罪を考える。罪の重さ二位は?

山田詠美さんの小説『つみびと』に登場する父親たちの、子どもを死なせた罪の重さの考察の続きです。 前の記事>>>山田詠美さんの『つみびと』を、「妻や子どもをしあわせにできない父親たちの物語」として読んだ。罪の重さ一位は、松山音吉(蓮音の元夫)…