昨夜のNHKのプロフェッショナル 仕事の流儀「モンスターの素顔~プロボクサー・井上尚弥~」で残念だったのは、母の美穂さんが全く登場しなかったことです。 母の美穂さんあってこその、尚弥選手であり父でトレーナーの真吾さんであることが、『天才を作る親…
まずは、目黒女児虐待死事件の裁判での証言です。 検察側質問 「子どもは「おかあさん、お腹空いた」と言わなかったですか?」 優里被告 「おかあさん、お腹空かないの、とは聞かれました」 次に、水谷修先生の『夜回り先生のねがい』にある、親子の会話です…
山田詠美さんの小説『つみびと』を読んで、どうしてもわからなかったことは、なぜ犠牲になった桃太まで「つみびと」にしたのだろう、ということです。まだ4歳です。 置き去りにされた桃太は死の間際、 「ぼくのした悪いことは、全部謝るよ。ごめんなさい、マ…
一人のファンとして、勝手ながら、夜回り先生こと水谷修先生についてのQ&Aをつくりました。Wikipedia等を見ても、整理された情報がないなと思ったからです。 出典は、『夜回り先生』『夜回り先生と夜眠れない子どもたち』(以上 小学館文庫)『約束』『夜回…
ひとつ前の記事で、「死にたい」と相談する人への水谷修先生からのメッセージを紹介しました。 夜回り先生こと水谷修先生の本から、「死にたい」と相談する人へのメッセージを紹介します。「いいんだよ」など。 - しあわせ情報室 水谷先生の本には、大人たち…
ネットのニュースで、夜回り先生こと水谷修先生がHPを閉じるとブログに書いたことを知りました。 ブログはこちらです。 夜回り先生は、今!(水谷修ブログ) 【2019.11.27追記 現在水谷修先生のHPは閉鎖されています!悲しい!】 ブログを読むと、「死にたい…
Number(ナンバー)976号「完全保存版 イチロー戦記。」のイチローさんのインタビュー記事から、以下紹介します。 ーアメリカで野球をやっている間、イチローさんは日本との距離をどう感じていたんですか。「日本との距離感は、アメリカに行って急速に縮まり…
新井紀子先生は『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』(東洋経済新報社)で、AIには苦手で、代替されない人間の能力に、「読解力」をあげています。しかし、どうしたら読解力が上がるかについては、解明する科学的な研究が今のところないそうで、 もしかし…
山田詠美さんの小説『つみびと』を読み、いろいろと考えるところがあったので、モチーフとなった事件についてのノンフィクション『ルポ 虐待』(杉山春)を読みました。『つみびと』の参考文献にもあげられている本です。 この本では、事件をおこした被告の…
山田詠美さんの『つみびと』に登場する父親たちの、子どもを死なせた罪の重さの考察の続きと、まとめです。 (過去記事)山田詠美さんの『つみびと』を、「妻や子どもをしあわせにできない父親たちの物語」として読んだ。罪の重さ一位は、松山音吉(蓮音の元…
山田詠美さんの小説『つみびと』に登場する父親たちの、子どもを死なせた罪の重さの考察の続きです。 (過去記事)山田詠美さんの『つみびと』を、「妻や子どもをしあわせにできない父親たちの物語」として読んだ。罪の重さ一位は、松山音吉(蓮音の元夫)の…
日経新聞の夕刊に連載されていた、山田詠美さんの小説『つみびと』の単行本が発売されています。 この小説は、蓮音という23歳のシングルマザーが、4歳の桃太、3歳の萌音という二人の子どもを死なせてしまう物語です。モチーフは、2010年の夏に大阪で起きた二…
慶應義塾大学医学部小児科教授の高橋孝雄先生の著書、『小児科医のぼくが伝えたい最高の子育て』に、次のことばがあります。 意思決定を自分でできることが、しあわせな人生を歩む秘訣です。(p158) これは、"子どもをしあわせに導く3つのチカラ"の一つです。…
昨日のボクシングの世界戦、WBSS準決勝の井上尚弥選手の圧勝はスゴかったですね。 強いだけでなく、試合後のインタビューでもさわやかで、倒した相手や次の決勝で戦う選手に対し礼儀正しく、かつ家族思いの人柄がにじみ出ていて、子育て世代にとってはこんな…
わが家の息子は現在10歳で小学校5年生です。これから迎える10代のキーワードは、「思春期」のようです。様々な著者が、思春期について書いています。 思春期というのは、これまでの自分を壊して新しくつくり変えていく、そのことを通して自立していく重要な…
前に、「いまの公立中学は、荒れているか。」という記事で、私立中学には問題生徒を退学させるという暴力装置があるのでいじめは防がれている、という橘玲さんのことばを紹介しました。 これに納得していたのですが、単純に公立より私立がよいということでは…
息子のソフトテニスの試合が続いています。子どもたちを見ていると、普段の練習とは違い、緊張している様子です。ピンチのとき、ファーストサービスが入らず、セカンドサービスになったら・・・。大人でも緊張しますものね。 緊張している子どもたちに、どう…
息子がソフトテニスを始めたことで、元プロテニスプレーヤーの松岡修造さんが気になっています。硬式と軟式の違いはあれど、共通するところは多いと思いますので。 その松岡さんが、子育て本の『修造本気塾』を書いています。副題の「スポーツで子どもは変わ…
2014年夏の高校野球での石川県大会の決勝は、星稜高校が奇跡的な大逆転でサヨナラ勝ちをしました。 このとき、星稜高校野球部のメンタルコーチだったのが、飯山晄朗さんです。その著書『いまどきの子のやる気に火をつけるメンタルトレーニング』の中に、この…
新年度となり、息子の入っているソフトテニスの少年団では、しばらく試合が続きます。 試合で息子や他の子どもたちに、どんな声をかけたらいいか。前の記事で紹介した、スポーツドクターの辻秀一さんの『メンタルトレーナーが教える子どもが伸びるスポーツの…
おすすめ本の紹介の4冊目です。 ・『大人の「運動音痴」がみるみるよくなる本』(深代千之) この本には、テニスに関する内容はわずかです。また、スポーツ万能で何でも自信のある人には、必要ありません。しかし、私のように、学校の体育の授業で苦労し、運…
おすすめ本の紹介の3冊めです。 ・『勝つためのソフトテニス 基本の教科書』(監修 小林幸司) この本の特色は、全日本のトップで活躍した小林幸司選手が一人で、全ての写真のモデルになって技術を解説していることです。ストローク、サービス、レシーブ、ボ…
おすすめ本の紹介の2冊めです。 ・『ソフトテニス部(おとな×ブカツ)』(監修 ナロさん&ぉまみ) 前回紹介した『ソフトテニス指導教本』が全319ページのボリュームの大型本であるのに対し、こちらは全111ページしかない小型の本です。技術の解説は25ページ…
息子と一緒にはじめたソフトテニスを、せっかくやるなら上手くなって楽しみたい!と思っています。 大人がスポーツで上達するために重要なのは、まず頭で理解することだと思っています。これは、趣味のスキーでバイブル書にしている、『エフースタイル スピ…
先日の記事で息子の中学受験について考え、片道1時間以上かけて通学するなら、近くの普通の公立中学がいいのでは、と書きました。 過去記事:息子が中学受験をするべきか考えた。 - しあわせ情報室 その後に、おおたとしまささんの『受験と進学の新常識』を…
先週土曜に、息子が無事に10歳になりました!まだ学年はひとつ下ですが、年は『ドラえもん』の「のび太」と同じです。 ▼過去記事息子が「のび太」と同い年になります。親の立場で『ドラえもん』を読む。 - しあわせ情報室 このところの息子には、体つきがガ…
今回は、おすすめの本の情報をまとめます。 1.こどもが伸びる!スキーの教え方 子どもに教えるための心得が、一番詳しく書いてある本です。「ひとつの形にこだわりすぎない」「スキーを一緒に楽しむことが基本」ということを、この本に教えてもらいました…
中田敦彦さんの「良い夫やめた宣言」の、その後の記事が日経DUALに出ました。 dual.nikkei.co.jp ふむふむ。「義務感」から開放されて、楽になったようですね。 先日私は、パパの子育てで最も大切なことは、 「育児、家事の分担」よりも、「話を聞く」「労を…
中田敦彦さんの『「良い夫」やめました』発言を批判する記事を、アエラドットで読みました。 dot.asahi.com 元の中田さんの発言は、これですね。 dual.nikkei.co.jpふむふむ。 奥さんの福田萌さんのツイッターを読むと、夫婦の間では解決しているようですが…
本田健さんの『30代にしておきたい17のこと』という本に、「子どもと最高の思い出をつくる」という2ページのパートがあります。その中の、この文に出あえたことに、いま一番感謝しています。 "子どもと一緒にいて、心から楽しいのは、最初の10年です。ちょう…