この正月に、Windowsの初期化をしました。
結果としては、思ったより簡単にできて、本体のストレージ(Cドライブ)が軽くなり大満足です。
初期化した理由は次の通りです。
- 昨年末にMicrosoftアカウントで設定しているメールアドレスを、現在メインで使っているものに切り替えた
- Web上のマイクロソフトアカウントのページではアドレス(プライマリエイリアス)が切り替わったが、このPCにログインするアカウント名が変わらない。
- その後これまで使っていたPINが使えなくなり、PINの再設定もできなくなった
- 新しいアカウントでユーザーを追加してもうまくいかない
- いろいろとスッキリさせたくて、思い切ってWindowsを初期化(再インストール)
所要時間は、初期化まで45分、WIFI等設定してWindowsが立ち上がるまで15分、各種ソフトを元通りインストールし設定するのに3時間、計4時間程度です。
一昔前はWindowsを初期化するために、そのためのディスクをつくるなど手間がかかった覚えがありますが、いまはすべて現PC上で完結します。
ずいぶんと楽になりました。
今後のために、今回の手順と気づいたことを記録しておきます。
事前準備
- Cドライブの「Users」フォルダ内にある、自分が使っているフォルダの中のデータをバックアップ
- グーグル日本語入力のユーザー辞書のデータはクラウドに保管されていないので注意(自分のユーザーフォルダ内にある)
- MirosoftアカウントのIDとパスワードを控えておく(Windowsの立ち上がりで聞いてくる)
- GoogleのIDとパスワードを控えておく(Chromeのインストールなどですぐ使う)
- microSDカード内に作っている仮想HDD(Dドライブ)上にある「ドキュメント、ピクチャ、ミュージック、ビデオ」のデータをバックアップ(仮想HDDが復元できなかった場合のため)
- 仮想HDD(VHD)を切断(スタートボタンを右クリックしディスクの管理を開き、VHDがあるディスクを右クリックし「VHDの切断」をクリック)
- microSDカードを取り出す
初期化しWindowsとPCを設定
- 「スタート>設定>更新とセキュリティ>回復>このPCを初期状態に戻す>すべて削除する」と進む
- 次の手順でまず「クラウドからダウンロード」を選択したが、空き容量の不足でできず、「ローカル再インストール」を選択
- 追加の設定で、「データのクリーニングを実行しますか?」を「はい」にし、初期化を開始(時間がかかってもきれいにしたかったため)
- 初期化後、Mirosoftアカウントとパスワードを入力し立ち上げ
- Windowsのバージョンを確認し、Windowsアップデートを実行
- 今回は初期化後に立ち上げた時点で最新バージョンの「20H2」だった
- 仮想HDDを作っているmicroSDカードを挿入し、「ディスクの管理」でmicroSDカードのドライブ文字を「Z」に設定後、「操作>VHDの接続」で仮想HDDを設定
- マイドキュメント、ピクチャ、ビデオ、ミュージックのユーザーフォルダを仮想HDDに設定
- Windowsのシステム音が鳴らないように設定(設定>個人用設定>テーマ>サウンド>「サウンド設定」を「Windows標準」から「サウンドなし」に変更」)
アプリ(ソフト)のインストールと設定
- Microsoftアカウントのサイトから
Microsoft Office - Microsoft Storeから
iTunes、Evernote、amazon music、Irfanview - Webサイトから
Chrome、Google日本語入力、Adobe Acrobat Reader DC、VLCメディアプレーヤー、Zoom、CubeICE、CCleaner、TeraPad、やまぶきR、Kindle for PC(Amazonのゲーム&PCソフトダウンロードライブラリから) - CDから
楽々はがき - 不要なアプリをアンインストール
アプリインストール時の注意点
- Microsoft Storeからインストールできるアプリがある
- 余計なアプリを一緒にインストールするか聞いてくるので、しないようにする(CCleanerでCCleaner Browser、CubeICEでE STARTアプリ、Adobeでマカフィー関係など)
- Chromeのブックマーク等の設定とiTunesのメディアフォルダの設定は、何もせずとも復元された
以上です。
このくらいの手間なら、今後は年末年始の大掃除としてWindowsも初期化していいかな、と感じています。
以上、Windowsをそれほど手間なく初期化できてすっきりした、という情報でした。
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