『修身教授録』感想:この本と出会えたしあわせ

年末です。

今年このブログにお寄りいただいた皆様、ありがとうございます。

新年を迎えるにあたり、やろうと思ってしていなかったこと、10月に読んだ本 のこの一冊、森信三先生の『修身教授録』のまとめをしておきます。

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修身」とは、戦前の学校での道徳の授業です。

文末の解題によると、この本は森信三先生が、大阪教育大学の前身の師範学校で教科書を使用せずに口述したものを、生徒が筆録したものとのことです。

私が思うこの本の一番のいいところは、「日本人」が「日本語」で話した、「日本人の生き方」の本だという点です。

確かに、スティーブン・R・コヴィー著の『7つの習慣』や、デール・カーネギー著の『人を動かす』のような本からも、多くを学べます。

でも、『修身教授録』は翻訳の本と違い、日本人が日本語で話したことをそのまま文章にした本なので、尊敬する先生の講義を受けているかのように、一つ一つの言葉がすっと胸に入ってくる感じがするのです。

全79講、すべてに学びがあります。

今の私に、特に響いたところは次の言葉です。 

  • 読書
    読書は「心の食べ物」である。一日読むまざれば一日衰える。
  • 捨欲即大欲
    人間は自分一人の満足を求めるチッポケな欲を徹底的にかなぐり捨てる時に、かつて見られなかった新たな希望が生まれ出るもの。
  • 謙遜と卑屈
    人は自ら信ずるところがあってこそ、初めて真の謙遜にもなり得る。
  • 長所と短所
    知識とか技能という外面的事柄は、長所を伸ばし、自分の性格というような内面的事柄は、欠点を矯正する。
    性格上の問題は、欠点を反省し、これを除くという努力が、実はそのまま長所を伸ばすということになる。

今年は、この本に巡り合えたことが大きなしあわせでした。

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