「人生二度なし」という真理をいかに深く痛感するかというところから 人生の真のスタートが始まる

森信三先生の『修身教授録 (致知選書)』の第2部第3講に、「人生二度なし」という言葉があります。

この言葉を、森博嗣さんの著書『やりがいのある仕事という幻想』の中の「人生の選択で、同じことを同条件で繰り返すことはできない」との内容を読んで、ハッと思い出しました。

『修身教授録』については、以前にもブログで記事にしたことがあります。

これを書いたのは、約10年前の当時36歳のこと、なつかしい。

この時は学びとして、「読書」「捨欲即大欲」「謙遜と卑屈」「長所と短所」について書いていて、「人生二度なし」は書いていません。

たぶん、「そりゃ、そうだよね~」くらいな感じだったのだと思います。

こういう私のような生徒を、森先生は戒めます。

諸君たちが自分の生命に対して、真に深く思いを致していない何よりの証拠だと言えましょう。すなわち諸君らが二度とない一生をこの人の世にうけながら、それに対して、深い愛惜尊重の念を持たない点に基因すると思うわけです。(p303) 

耳が痛いです!

いまこの瞬間、子どもと過ごす、会社で働く、本を読む、ブログを書く、田舎の親との久しぶりの電話、ソフトテニスの少年団の子どもたちとの関わり、などのすべてが、二度とはない。

この真理を深く痛感するために、私はまず「人生二度なし」を千回は念じる必要がありそうです。

森先生は「人生二度なし」の講義の最後に言います。

かくして人生の真のスタートは、何よりもまずこの「人生二度なし」という真理を、その人がいかに深く痛感するかということから、始まると言ってよいでしょう。(p307)

正直に言って、まだこの真理を痛感できているとは思えません。

明日には、忘れていそうな自分がいます。

もしかすると、生涯追求する人生テーマなのかもしれません。

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