菅野泰蔵さんの本 『月曜日、駅のホームで会社に行きたくなくなったとき読む本』を、この記事で紹介しました。
この本から学ぶことが多かったので、菅野さんの他の本も読んでみると、期待通り、気持ちが楽になることばにたくさん出会いました。
いくつかを紹介します。
単純な話、いくら過去に嫌なことがあっても、今が良ければ「ああ、そんなこともあったね」と笑い話になってしまうものです。「過去を引きずってしまう」というのは、現在の自分に対する不満からきているわけです。このことをわかるだけでも、ちょっと気持ちが違ってくるでしょう。
ー『こころがスーッと軽くなる本』 p136
現在が充実していなければ、人はそれ以外の時間に逃げ込むしかない。しかし、現在に生き、それを充実させていれば、どのような忌まわしい過去であっても「そんなこともあったね」で済むようになる。現在がよくなれば、不安な未来であっても「そのときはそのときさ」という考えになれるのだ。
ー『こころがホッとする考え方』 p85
私にはふと、過去の迷いや失敗を思い出し、クヨクヨと引きずってしまうことがよくあります。
これまで学んだ本にはたいてい、「過去にとらわれるより、いまに集中しよう!」とあり、クヨクヨしていてはいけないと頭ではわかっていても、です。
そんなときにまず気づくべきは、
ことなんですね。
納得です。
過去を引きずったり、将来が不安になったりしたときは、まずは現在の自分に何か不満があるんだと気づけるようにする。
その上で、その不満に対して今できることは何か?と気持ちを切り替える。
そして、いまこの時に集中する。
具体的な行動をともかく始める。
行動は、本を読む、手帳やノートに何か書く、ブログの下書きを書く、ブログの過去記事を修正する、腕立て伏せをする、スクワットをする、片づけをする、風呂に入る、早く寝る、など、何でもいいんだと思います。
以上、すがのたいぞうさんの本から、過去を引きずってしまうときに思い出したい言葉の紹介でした。