【しあわせについて学ぶことば】シリーズ、その23です。
「お手手のしわとしわを合わせて、しあわせ」という仏具店のコマーシャルがある。私は、これを勝手に、夫と妻の手のしわと解釈している。人生の山川を乗り越え、狂瀾怒濤の末であっても、おたがいの手にしわができる年齢まで苦楽をともする。そうした夫婦でなければ到達しえない「しあわせ」があると思っている。
斎藤茂太著『いい言葉は、いい人生をつくる―ラストメッセージ (成美文庫)』(p31)の一節です。
コマーシャルでは、小さな女の子が自分の両手を合わせていました。
茂太先生の言うように、
という解釈もいいですね。
40代後半で同い年夫婦の私には、茂太先生の解釈の方がしあわせの実感があります。
夫婦の関係についてあらためて考えることができた、温かいことばでした。
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