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メルカリで少しでも安く買おうとして消耗していた自分への戒め

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考えない練習 小池龍之介

この2週間ほど、買おうかどうか迷っているものがあります。

定価は税込で3,190円。

この商品がメルカリに週に何度か半額程度で出品されていて、その値段ならすぐ買うつもりなのですが、即売れてしまい買えません。

出品があるか気になって、2時間おきくらいにチェックしてしまいます。

そして、チェック、ない、チェック、ないを繰り返すたびに、判断力や思考力がすり減り、気持ちがモヤモヤして気分が暗くなっていることに気がつきました。

そこで、ものを買うことへの考え方を小池龍之介さんが『考えない練習』に書いていたな、と思い出して確認です。

こうあります。

「安いから買う」でも「ほしいから買う」でもなく、「必要なものだから高くても買う」「本当に必要なものを少なく買う」という姿勢を貫いていれば、欲にまみれず、良い気持ちで生活し続けることができるのです。
(小学館文庫 P72)

この部分をこれまでに5回は読んでいて、心に刻みつけていたつもりだったのですが、最近メルカリでいろいろ買うようになって、その使いやすさや商品検索のしやすさにすっかり惑わされていたようです。

一見便利なサービスは、うまく付き合わないと、必要以上に時間やお金を使ってしまう罠があって危険だな、とあらためて気づきました。

メルカリやヤフオクでものを安く買うこと自体は、選択としてあっていいと思っています。

ただ、少しでも安く買おうと、ずっとメルカリやヤフオクをチェックしているようでは「欲にまみれ」、気持ちのいい買い物にはなりません

値段よりも、必要なものを必要な時に買うことが大切だと、もう一度心に刻みます。

というわけで、もう定価で買おうと最後のチェックでメルカリを見ると、28%OFFで出品があります。

即ポチりました。

これも何かのめぐり合わせのご縁ということで。

以上、買い物やお金の使い方についての話題でした。

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