このところどうも、考えがうまくまとまらない、頭の中がスッキリしない状況が続いていました。
横に目をやると、最近集めた英和辞典が本棚に入り切らず、机の上に積まれたままになっています。
整理しよう、片づけようと思っては手をつけないでいることを繰り返すうち、だんだんと頭の中も片づかなくなっていたようです。
ここでまた、「メルカリで少しでも安く買おうとして 消耗していた自分への戒め」に続き、小池龍之介さんの『考えない練習』の一節を思い出します。
こうあります。
掃除や整理整頓で大切なことは、ものを一回一回、片づけるということです。
どうせ後でまた使うのだからいちいちしまうのは面倒くさいと思いがちですが、ものを出しっぱなしにしておくと、それが目に見えるたびに心がいちいちそこに移って情報処理し、いろいろと思い出すための細かな思考のノイズが始まってしまいます。
ですから、必要最低限のものだけ出しておくべきです。
(集英社文庫 p156)
この部分も過去に何度も読んでいますが、全く身についていなかったようです。
取り急ぎ、机の上の辞書は撤去です。
確かにこれだけで気分がスッキリします。
机の上が片づかずにもやもやした経験は、「ブログが書けなくなったときは 「原因探し」より「手立て探し」を」を書いたときにもありました。
このときも整理してスッキリしたことで、前向きになれたのでした。
私の場合、机の上と頭の中の整理は直結していることがこれで確実です。
さて今度は、本棚に本が入り切らないという問題が残りました…。
こちらはこれから整理です!
以上、片づけと思考のノイズとの関係についての話題でした。
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