これまで私は、「能率手帳」で週間レフト、「7つの習慣プランナー」で週間バーチカル、「モチベーションシート マイクロ」で見開き1日と、さまざまなレイアウトタイプの手帳を使いました。
また「超整理手帳」でジャバラ式の手帳や、バイブルサイズのシステム手帳にもトライしました。
そんな私の、現時点での能率手帳ゴールドの使い方のポイントを紹介します。
「日記」として使い、日々の記録を書く
野口晴巳さんの著書『能率手帳の流儀』にある手帳のおすすめの使い方は、
です。
この本を読んでの大きな発見が、「日記」という言葉でした。
週間レフトタイプの左側の日付や時間のあるページを、「日記欄」と呼んでいます。
手帳は日記だったのか!と、驚きました。
それまでは手帳を、予定を書くスケジュール帳か、やることを書くタスクリストと考えていました。
「超整理手帳」や「7つの習慣プランナー」では、週間のページが主にスケジュールを書くこと中心の作りだったからだと思います。
この「手帳は日記」という学びから、予定に加え日々のできごとや感想を手帳に書くようにしています。
「よかったこと」を中心に、「苦しかったこと」も書く
仕事のことだけでなく、家族や子どものプライベートのことも書きます。
『能率手帳の流儀』によると、手帳に書いて振り返ることの一番のメリットは、「自分をほめること」です。
「やりとげたことを手帳にとどめることで、達成感が生まれ、ポジティブに意識を変える根拠になって、あなたを支えてくれる」といいます。
まさにその通りで、見返してみると、仕事でよかったできごとや、子どもの誕生日やイベントの感想を毎年書いてあって、読んでいて楽しく、元気が出ます。
また「苦しかったこと」も、簡単に記録しています。
あのとき苦しかったけど、なんとかやってきたじゃないかと、振り返って前向きになることができます。
12月31日まで、その年の手帳を使う
1年終わるときに、いつ新しい手帳に切り替えるかという問題です。
1月1日から12月31日までの1年間の記録として、手帳を残せるからです。
1月に新しい手帳を使い始めるときに、前年の12月の日記欄に、行動やできごとの記録を転記します。
こうすることで、また12月になったときに、前年の12月に何をしたか、一冊で振り返ることができます。
1年が終わったら、1年の記録を書く
内容は、仕事、旅行、出会い、家族のイベントなど、フリーです。
過去の手帳のこのページを見ると、その一年を振り返ることができます。
記念日を書く
月間予定表と週間の日記欄に記入します。
また、最初の日記欄の右側のメモページに、 その年の家族の年齢と、それぞれの誕生日を書いています。
日々のタスクは別のノートに書く
能率手帳を使い始めたころは、日々のタスクを右ページのメモ欄に、半分程度スペースを使って書いていました。
そのうち、細かなタスクよりも、できごとやその感想を書く方が大事に思えてきました。
現在はA5サイズのノートを併用し、手帳には大まかなタスクを書いて、日々の細かなタスクはノートに書くようにしています。
信条や目標を書くかどうか
『能率手帳の流儀』では、手帳の表紙の見返しページにその年の心構え的なことがらを書くことをすすめています。
私はこれまで、書いたことも、書かないこともありました。
いまはどちらかに決めずに、書きたくなったら書くくらいの感じでいます。
クラウドとの併用
家族の旅行などの行事や、子どもの学校や習い事のスケジュールを、グーグルカレンダーで奥様と共有しています。
入力と参照は、iPhoneのアプリのジョルテを使っています。
大まかな予定の確認や、過去の行事の検索に便利です。
現状はこんな感じです。
課題は、最後の方にあるメモのページの有効活用で、使い方が定まりません。
何か有効活用するか、メモの予備としておいてあえて使わなくてもOKとするか、毎年いろいろ試してみます。
以上、手帳の使い方のご参考になると幸いです。