「これまでの私の手帳遍歴と読んだ手帳術本のリスト」では、能率手帳ゴールドを使って2019年で10年目となることを書きました。
次の2021年で、12年目に入ります。
この手帳を愛用する理由が、同時にいまの自分の手帳選びの基準になっています。
整理のために以下に内容をまとめます。
システム手帳でなく綴じ手帳。1年を1冊に記録する。
システム手帳を使ったこともありましたが、リングがある分かさばり、携帯性で劣ります。
リング近辺が書きにくく、紙も安定しません。
綴じ手帳のほうが断然持ちやすく、書きやすいです。
また、1年を1冊の本として記録として残せることがいいです。1年1年、人生を積み重ねている感覚を持てます。
そしていつでも手軽に振り返ることができます。
綴じ手帳の中でも、表紙と中身が糊づけされて、一体になっている点も重要です。
表紙がカバーになっているタイプのものより、手になじみます。
大型でなくコンパクトなサイズ。
仕事だけでなくプライベートでも、いつでも持ち運べる携帯性があり、手になじみ、かつ、書くスペースを確保した、絶妙なサイズです。
文庫や郵便ハガキより若干小さく、1949年の誕生当時の郵便ハガキのサイズだそうです。
またあえて、見開き1週間という限られたスペースであることで、情報が絞られて、大事なことに集中しやすくなっていると思います。
見開き一週間で週間レフトタイプ。メモ欄は無地。
計画や振り返りを一週間単位で考えることができます。
『完訳 7つの習慣』でコヴィー博士も、一週間単位の計画をすすめています。
理由は、週単位の計画は一日単位の計画よりバランスがよくなること、社会の多くは一週間単位で動いていること、などです。
また週間バーチカルタイプと違い、右ベージが枠や罫線がない無地のメモページであるところが気に入っています。
罫線にしばられずに自由に、アイデア、やりたいこと、備忘メモ、などをなんでも書くことができます。
白でなくクリーム色の紙。また紙質。
紙がクリーム色で目に優しく、疲れません。
用紙は普及版より若干薄い、ゴールド専用とのこと。絶妙な厚さです。
また、半永久的に残すという発想でつくられているそうで、10年以上経っても紙質に変化がありません。
過去に使った『7つの習慣プランナー』は、使用後に保管しておいたら紙が劣化してきてしまい、処分してしまいました。
流行りすたりなく定番。次も同じものが買える安心感。
能率手帳普及版は1949年発売ということで、もう70年のロングセラーです。
このサイズとレイアウトはなくなることなく、これからも使い続けられるだろう、と安心できます。
表紙がビニールでなく本革。
しなやかで手にしっくりくる、羊革の感じが心地いいです。
背伸びしているかも・・・、いやいや、毎日使うものですから!
以上、こんなところです。
手帳は、使いやすそうなものを見つけたらこれと決めて、その手帳でどう仕事やプライベートを楽しむかを考え、長く使い続けていくことがおすすめです。
私の場合はいま、『能率手帳ゴールド』がしっくりきています。
■手帳本の私的No.1。毎年年末年始にじっくり再読します。
■能率手帳ゴールドのチェックはこちら。
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