【しあわせについて学ぶことば】シリーズ、その16です。
そもそも、何のために片づけをするのでしょう。結局、お部屋も持ちモノも「自分が幸せになるため」にあるのでなければ意味がないと私は思います。
だから、モノを残すか捨てるか見極めるときも、「持っていて幸せかどうか」、つまり、「持っていて心がときめくかどうか」を基準にするべきなのです。
心がときめかない服を着て、幸せでしょうか。
積ん読したままの、心がときめかない本に囲まれていて、幸せを感じますか。
(中略)
答えは「いいえ」のはずです。『人生がときめく片づけの魔法』p63-64
深夜にふとつけたテレビで、NHKスペシャル『密着ドキュメント 片づけ 人生をやりなおす人々』を見ました。
「こんまり」こと近藤麻理恵さんの片づけ術の特集です。
エピソード – NHKスペシャル
「NHKスペシャル」のこれまでのエピソード一覧です。
番組では、3人の女性が片づけを通じてモノに向き合います。
だんだん3人とも、複雑な過去を持つことがわかってきます。
このうち2人は実家も訪問。
それぞれにドラマがあります。
こんまりさんが言うように、みな人生の棚卸しをしています。
テレビを見た後、久しぶりに『人生がときめく片づけの魔法』を手にとってみました。
上の引用は、この本の一節です。
こんまり流メソッドの捨てるか捨てないかの判断は、「触ったときに、ときめくか」。
私のようなアラフィフのおじさんには、上の引用のように「幸せか」のほうが、ことばとしてはしっくりきますね。
「積ん読したままの、心がときめかない本に囲まれていて、幸せを感じますか」のところに付箋がついていて、読んでまたギクッとしました。
私も、久しぶりに本棚の整理をするとします。
※こちらは最近出た改訂版
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