先月読んだ本から、折り目やアンダーラインをたくさんつけた一冊を紹介します。
『「原因」と「結果」の法則2』です。
『「原因」と「結果」の法則』 は、読んだことのある方も多いと思います。
Amazonの売上ランキングでは、ずいぶん差がありますね。
『「原因」と「結果」の法則2』の訳者あとがきによると、2の原題『THE PATH OF PROSPERITY』は、『「原因」と「結果」の法則』の原題『AS A MAN THINKETH』の出版の後に世に出た本です。
しかし、実は『AS A MAN THINKETH』よりさらに前に出ていた本が改題されて出版された可能性があり、
なのかもしれないのです。
確かに、日常の行動レベルの具体的なことが書かれていて、『「原因」と「結果」の法則』よりわかりやすいな~と感じました。
例えばこんな内容です。
あなたはいま、うすぎたない地区にある狭苦しいアパートに住んでいて、一戸建ての大きな家に住むことを夢見ているかもしれません。
もしそうだとしたら、あなたがまず行うべきことは、今の狭いアパートを楽園に変えることで、自分自身に、広い家に住むための準備をさせることです。
いまのアパートを可能な限り磨き上げ、ピカピカの状態にするよう努めることです。
毎日の食事を、工夫を凝らして可能なかぎり魅力的なものに変えることです。(p36)
あなたがいまどんな仕事に従事していようと、それを行うときには、その上に心のすべてを集中し、自分の能力のすべてを注ぎ込むことです。
小さな仕事の完璧な遂行の先には、より大きな仕事が必ず待っています。(p118-119)
このように、
と気づかせてくれます。
『「原因」と「結果」の法則』を読んで、バクっとしたものしかつかめなかった人には(私もその一人です…)、『「原因」と「結果」の法則2』の方を読んでみることをおすすめします。
以上、『「原因」と「結果」の法則』についての話題でした。