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思い出の本(大学まで)

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中谷彰宏さんの読書日記の影響で、タイトルだけの読書日記をつけはじめてから、今月でちょうど1年。

タイトルだけでも、その時考えていたことなど、いろいろな思い出がよみがえって、始めてよかったとしみじみ感じています。

2022年現在はブクログに非公開で読書の記録をしています。

そこで、幼少時から今までに読んだ思い出に残っている本を、振り返ってみたくなりました。

以下、思いつくままに、書いてみます。

目次
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幼少時代

しろいうさぎとくろいうさぎ(ガース・ウイリアムズ)

二匹のうさぎの純愛物語の絵本です。

こんな結婚をするんだと、淡い思いを持っていました(恥ずかしい!)。

うさぎの表情がなんともかわいい、とても絵がきれいな本です。

今でも、この本を思い出すと、なんともいえない幸せな気持ちになります。

小学校時代

シャーロック・ホームズの冒険(コナン・ドイル)

言わずと知れた推理小説。

学校の図書館で借りて、全集を読みました。

知的さに憧れていたんでしょうか。

NHKで放送されていた、テレビドラマもよく見ていました。

当時の親友も大好きだったので、共通の話題で盛り上がったな~。

「本を読む」という行為は、この本からはじまったように思います。

それいけズッコケ三人組(那須正幹)

個性的な三人の子供の冒険物語。

「ズッコケ三人組」という言葉が妙に印象に残っています。

このシリーズ、なんと「ズッコケ中年三人組」として、中年になった三人のお話が出ているんですね!

いじめや、裁判員といった、現代のトピックを取り上げているようです。

読んでみようと思います。

中学時代

担任の先生が読書好きで、本を読むことを勧められましたが、どの本も記憶にありません。

その他のいい思い出も、あまり思い浮かびません。

いろいろ思い悩んでいる、難しい時期だったんでしょうかね。

高校時代

こころ(夏目漱石)

高校の教科書に載っていました。

授業で輪読中に、女の子が感極まって泣き出したことを鮮明に憶えています。

その後文庫を買って全文を読みました。

「三四郎」「それから」「門」も、高校時代に読んだと思います。

「吾輩は猫である」と「坊ちゃん」は未読。

読んでおけばよかった!

いや、今からでも遅くない、読んでみよう。

人間失格(太宰治)

読んだけれど、なぜか、内容を思い出したくない、そういう意味で印象に残っている本です。

大学時代

カラマーゾフの兄弟(ドストエフスキー)

卒業を間近に控え、「これをやった!」というものが欲しいと思い、一番難しそうだという理由でドフトエフスキーを読むことにしました。

いま思うと、単なる知的功名心ですね。

大家さんの家を増築したような、東京練馬区上石神井の古いアパートで、一人ドストエフスキーを読んでいたことが懐かしく、いい思い出になっています。

特に、大審問官の話が強烈でした。

内容は、松岡正剛さんの千夜千冊に詳しいです。

いま、この解説を読んでも、当時の記憶がよみがえってきます。

勢いで、「罪と罰」「白痴」「悪霊」も一応読破しました。

以上、それぞれ懐かしい思い出です。

一つ一つ思いだすことで、自分の価値観を見つめ直すことができたような気がします。

本っていいですね。

社会人編も、振り返ってみます。

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