今年の目標はあえて立てない その理由のまとめ

今日で1月も終わり。あっという間ですね。
この1ヶ月、今年の目標を何にして、どう手帳に書くか、あれこれ考えてきました。

愛読している手帳本の『能率手帳の流儀』にも、「年初は『思い』を見返しページに書く」という一節があります。

「できもしないことは書かない」のが「能率手帳の流儀」なので、無理に一年の決意を書くことはなく、まずは一年の節目をしっかりと受け止めるだけでも十分、そのうち書きたくなったら書けばいい、とも書かれています。

これまで私は綴じ手帳を使うようになって毎年、年末年始に何か一年の目標や心構えのようなものを考えて手帳に書いてきました。

今年は、この時期に目標を立てることはあえてしないようにします。

これは目標ややりたいことがないのではなく、「今年の」というように一年ごとに区切らないという意味です。

たとえば筋トレを目標にするなら、今日から、今からすればいい。
目標を達成するチャンスがいま来たなら、すぐに挑戦すればいい。

目標を一年単位で考えず、毎日どんどんチャレンジして、結果として目標をどんどん変えていけばいいのではと考えるようになりました。

そもそも、12月31日と1月1日の自分が何か大きく変わるわけではありません。
高浜虚子の俳句「去年今年貫く棒の如きもの」の通りです。
元旦にだけ心をあらためるのは、変なように感じます。

そこで手帳には今年の目標ではなく、いまやりたいことや目指していることのまとめを書くことにします。

以下は、この考えに至った情報や本のまとめです。

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堀江貴文「今年もムダに目標をたてた人たちへ」

まずは東洋経済オンラインの堀江貴文さんのこの記事です。

toyokeizai.net

僕は「目標を持たない」のだが、「計画」というものもムダだ。
「まず3カ月以内に○○して、半年後には○○する。3年後には○○して、5年後、10年後には……」というふうに、やたらと細かくステップを踏みたがる人が多い。

しかし、わざわざ段階を踏む必要なんてあるのだろうか? 0歩でたどり着けるなら、それがベストではないのだろうか?

緻密な計画なんかなくていい。「やりたいこと」があるやつが本当に強い。

1月14日に出た記事です。モヤモヤとしていたときに読んで、スッキリしました。

デイル・ドーデン『仕事は楽しいかね?』

ビジネス書のロングセラーです。
この本には、「目標の弊害」ということばがあります。
ビジネスの天才マックス老人がつぎのように語ります。

僕たちの社会では、時間や進歩に対して直線的な見方をしている。そういう見方を、学校でじわじわと浸透させるんだ───人生とは、やるべき仕事や習得すべき技術や到達すべきレベルの連続なのですよ。目標を設定して、それに向かって努力しなさい、とね。だけど、人生はそんなに規則正しいものじゃない。規則から外れたところでいろんな教訓を与えてくれるものだ。

目標を設定すると、自己管理ができているような気がするものだ。

僕は人生の中で何をすべきかなんて、問いかけなくなった───どうせ、人生なんて思い通りにはならないからね。

僕は、たった一つしか目標を持っていない。毎日毎日、違う自分になること。

「目標の設定」を全否定しています。

確かに学校では1年ずつ進級していくので、1年毎に到達すべきレベルを設定することに意味があると思います。学校卒業後の実社会では、1年毎に渡される教科書のようなものはありません。

松下幸之助「日々是新(ひびこれあらた)」

経営の神様はどう言っているでしょうか。
これは『道をひらく』にあることばです。こう続きます。

年があらたまれば心もあらたまる。心があらたまればおめでたい。正月だけがめでたいのではない。心があらたまったとき、それはいつでもおめでたい。

毎朝、心があたらまれば、毎日がお正月。あらたまった心には、すべてのものが新しく、すべてのものがおめでたい。

この境地を、一歩ずつでも目指します。

松下幸之助「予算にとらわれない」

これは『経営心得帖』にあることばです。

実際の商売というのは、いわば生き物であって、予算どおりに動くものではないということです。

お客様は予算がないからといって、待ってはくれません。

生きた商売をしなくてはならないと思うのです。

ここにある「商売」を「人生」おきかえると、

・人生は生き物であって、計画通りに動くものではない
・生きた人生を送らなければならない

となるかと思います。

以上、「今年の」目標はあえて立てない、という話題でした。

一年単位に考えず、やりたいことをどんどんやってみよう、という心境です。

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