「自分のしあわせのため」だけを考えていないか ダンマパダの教えから

【しあわせについて学ぶことば】シリーズ、その22です。

マスクの転売や買い占めが話題のいま、『NHK「100分de名著」ブックス ブッダ 真理のことば』のこんなことばが心に響きました。

われわれはふつう、自分の利益のため、自分の功名のため、自分の楽しさのため、自分の幸せのため……と、なにごとも自分を中心に置き、自分に都合のよい方向でものを考えます。ところがブッダは、そもそも自分などないのであり、ありもしない自分を中心に世界をとらえるのは愚かのきわみだと説きました。(p70)

これは、仏教最古の経典の一つ「ダンマパダ」(邦訳:真理のことば)279にある「諸法無我」の教えです。

佐々木さんによると「諸法無我」は、「この世の一切の事物は自分のものではないと自覚して、自我の虚しい主張と縁を切った時執著との縁も切れ、初めて苦しみのない状態を達成できる」と説いているということです。

今日は東日本大震災があった日ですね。

この時は特にガソリンが不足で、スタンドに長い列ができたことを思い出します。

必要なものは買うとしても、自分だけよければいいと考えて、必要以上にものを買っていないか

必要な人がみんな買えることが本当はいいのに、自分の分が買えたらそれで喜んでいないか

マスクやガソリンの品薄は、「諸法無我」を考える身近な例ですね。

「諸法無我」のことばを胸に、考えて行動します。

(参考)「諸法無我」は、岩波文庫の訳では「諸法非我」になっています。

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