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気の進まないことを先のばしにして気力が失せていた自分への戒め

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なぜか、「仕事がうまくいく人」の習慣 4.0 ケリー・グリーソン

昨日までに、どうしてもしなければならない気の進まないことがありました。

これまで未経験のことなので、どれくらい時間がかかるものか、そもそもうまくいくのか、よくわかりません。

このことが気になって、2週間くらい前からクヨクヨと思い悩んでいました。

すると次第に他のことまで気力が失せてしまって、ムダにネットサーフィンしたり、家族に八つ当たりしたりしてしまって、ブログも思うように書けなくなってしまいます。

いよいよ締め切りの2日前。

集中してやってみると、ものの30分で完了!

手をつけていたこととトータルの所要時間でも、1時間以内です。

この2週間の悩みは、いったい何だったんでしょう…。

ここで、ケリー・グリーソン著なぜか、「仕事がうまくいく人」の習慣 4.0にある、あるエピソードを思い出します。

デンマークの大企業のある技師が、修理依頼を受けた機械を、その修理の所要時間が2日はかかると見込み、忙しすぎて手が回らないと放置します。

ケリーさんが、とにかくすぐにやってどれくらいかかるかみてみることをすすめると、その技師はしぶしぶ修理室に行き、15分後に戻ってきます。

何かトラブルを心配したケリーさんが聞いてみると、この15分で、2日はかかるはずだった修理が完了したそうです。

似たような話は、わたしたちのまわりにいくらでも転がっているのではないだろうか、とケリーさんは言います。

私が今回経験した気の進まないことは、まさにこのエピソードと同じでした。

あらためてなぜか、「仕事がうまくいく人」の習慣 4.0を読み返してみると、先のばし癖に効く名言がいくつもあります。

いくつか紹介します。

お前は本気でやっているか? 一瞬考えてみるがいい――思い切りのよさには、才能と魔術が内在する。
ひたすら没頭すれば、心に火が灯る――始めるのだ。そうすればその仕事は完成する!

―ゲーテ (p26)

先のばしは、どうしても人の自尊心を傷つける。その結果、楽天的なものの見方や幸福感、創造のためのエネルギーが失われることになる。慢性の先のばし病に苦しみながら、なんの手も打たない人たちは、目標に向かってゆく努力や、目標の設定すら、ますます難しくなっていく。

―リンダ・サバティン (p49)

最終的な成功とは、仕事を終えることから生まれるのだ。「それができないのは、やらないから」。そんな例があまりに多い。 (p50)

何度も読んでいたはずのこれらの言葉を、気の進まないことを先のばしにして気力が失せていた自分への戒めに、また心に刻みます。

以上、先のばしにしてクヨクヨ悩んでいたことが、たった30分で解決した、という話題でした。

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