未経験の中年がソフトテニスを学ぶための本の紹介、2冊目は、
『ソフトテニス部 (おとな×ブカツ)』(監修 ナロさん&ぉまみ)です。
1冊めの『最新版 ソフトテニス指導教本』が全319ページのボリュームの大型本であるのに対し、こちらは全111ページしかない小型の本です。
技術の解説は25ページ分のみです。
しかしながら、他の本にはないユニークな特色があります。
まず、「マナーアップ講座」です。
わずか2ページの内容ですが、ここで、審判や対戦相手へのマナーや、大会でゴミは持ち帰ろうといった、大切にしたいことを学びました。
対戦相手を威嚇するようなガッツポーズや叫び声は、よくないのですね。
そういえば、同じラケットスポーツの卓球で、張本選手や水谷選手に大きなガッツポーズや叫び声が見られますが、必ず客席側や後ろ側にしていて、対戦相手側にはしていません。
なるほどです。
野球では、プロ野球の応援でヤジがあります。
私の中学生時代の部活の試合でも、よく相手をヤジっていました。
テニスでは、子どもはもとより大人でもヤジはだめです。
またサッカーでは、息子が前に通っていたスクールでの試合の時、親が試合中に自分の子を怒鳴って応援していることがありましたが、テニスではNGです。
こういったことを試合の応援に行く前に知っておいて、助かりました。
2つ目は、ウエア、シューズ、バックの紹介のページがあることです。
色とりどりのカラフルなものがたくさんあって、コーディネートの参考になります。
一般の愛好家のスナップ写真もたくさん載っています。
みなさんオシャレに着こなしていて、何より楽しそうです。
見ているこちらも楽しくなってきます。
3つ目は、「観戦に行こう!」というページです。
主要な大会の一年間の開催スケジュールと、過去の大会の様子が写真たっぷりで紹介されています。
近く4月に全日本女子選抜が東京であるようですね。
息子と見に行ってしまいそうです。
技術の解説は少ないながらも、ウォーミングアップ、フォアハンド、バックハンド、ボレー、サービス、スマッシュと、一通りあります。
これだけは身につけたいというポイントに絞られていて、初心者にも参考になります。
この本は、とにかく見ていて楽しい気持ちにさせてくれてます。
ソフトテニスをどんどんやってみたくなる一冊です。