と思い、読書術の本をいくつも読んできました。
そして今回、『本を読む本』(M.J.アドラー、C.V.ドーレン)を読んで、やっと「読書の技術」がわかったように感じます。
本の読み方にはレベルがある
特にすっきりしたのは、本の読み方をレベル順に次のように説明しているところです。
- 初級読書
個々の言葉の識別(その文は何を述べているか) - 点検読書
拾い読み・下読み(その本は何について書いたものであるか) - 分析読書
系統立った読書活動(徹底的に読む) - シントピカル読書
複雑で組織的な読書法(一つの主題について何冊もの本を相互に関連づけて読む)
自分がいま、どの段階にいて、今後どうスキルアップしていけばいいのか、はっきりわかりました。
これまでの読み方の学びを振り返る
これまでの本の読み方を振り返ると、ずっと、小学校で国語の教科書を読むように、始めから一字一句読むのが正しいと思ってきました。
最初にその意識を変え、本には「読み方」があると教えてくれたのは、神田昌典さんの『非常識な成功法則』です。
『非常識な成功法則』で「フォトリーディング」なる方法があることを知り、さっそく『あなたもいままでの10倍早く本が読める』を買いました。
そしてほぼ同時期に読んだ『考具』でも、
『無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法』でも、
情報獲得の方法として、フォトリーディングが紹介されている!
ならばフォトリーディングを習得すべし!と思いながら、セミナーに行こうとまでは踏ん切りつかず、自己流でしてみたり、してみなかったりの日々でした。
その後も、こんな本を読んでは、本との付き合い方をあれこれ考えます。
速読教室の無料体験にも参加してみました。
それぞれ、とても示唆があり、貴重な体験でした。
まとめ
そして今回読んだ、『本を読む本』。
本の読み方の習得にはレベル順の段階があることがわかってスッキリしました。
この本が教えてくれた「初級読書→点検読書→分析読書→シントピカル読書」のステップのうち、まずは点検読書を自分のものにします。
以上、『本を読む本』で初めて読書の技術を学んだ、という話題でした。
その他、たいへん参考になった情報はこちちです。
・勝間和代さんのフォトリーディング体験記
フォトリーディング・セミナーに行ってきました その1
フォトリーディング・セミナーに行ってきました その2
・子飼弾さん
怠翻 – 読書を一生の習慣にするための14の心がけ
・smoothさん
【読】速読や読書について考えてみる