最近、毎日寝る前に『7つの習慣』を読んでいます。
すると、ある日会社帰りの道を歩いていて、「関心の輪」と「影響の輪」について、突然、気づきがありました。
職場に関係がギクシャクしている人がいるのですが、その人にどう思われるかは、「関心の輪」にあるんだと。
7つの習慣では、私たちの関心のあることを、こう分けます。
- 実質的にコントロールできないもの(関心の輪)
- コントロールできるもの、あるいは大きく影響できるもの(影響の輪)
この意味を、実感できた瞬間でした。
思えば、前の職場でも、人にどう思われるかということをとても気にしていたように思います。
人にどう思われるかにとらわれて動けなくなるより、自分に何ができるかに集中するほうが、ずっと重要ですね。
気持ちがすっと楽になりました。
これをきっかけに、第一の習慣「主体性を発揮する」(※旧訳)を再読したところ、「三十日間のテスト」の内容に感動したので、やってみることにします。
以下に引用して紹介します。
私は皆さんに、この主体性の原則を三十日間試すようにお勧めしたい。
実際に行ってみて、その結果を見るだけでよい。
三十日間、影響の輪の中に集中してみてほしい。
小さな約束をつくり、それを守る。
裁く人より与える人になり、批判者より模範になる。
問題をつくり出す人ではなく、問題の解決に貢献する人になる。
結婚生活において、家庭において、仕事においてやってみてほしい。
他人の弱点について争うことをやめてみる。
自分の弱点を弁護することもやめてみる。
間違いを犯したときに、素直にそれを認め、修正し、それからすぐ学ぶようにする。
他人のせいにしたり、彼らを批判する無駄なエネルギーを使わないようにする。
コントロールできることに働きかけてほしい。
自分自身を変えるようにし、自分のあり方に集中してみてほしい。
他人の弱点や欠点を批判する目ではなく、慈しみ深い目で見てほしい。
彼らが何をしているのか、何を怠っているかが問題ではなく、それに対してあなたがどういう反応を選択するか、あなたは何をすべきかが問題なのだ。
問題は自分の「外」にあると考え始めたら、その考えをやめてほしい。
その考えこそが問題なのだ。
(旧訳版 p120-121)
手帳のカバー裏にも記入!
はじめて1週間ですが、心配事やイライラが減り、気持ちが楽になるのを実感しています。
以上、『7つの習慣』にある「主体性:三十日間テスト」の紹介でした。