お湯を沸かしていた時、ふと、「あっちんちんだー」とつぶやいたら、奥様から「変なことばを使わないで!」っと怒られました。
くやしいので、愛する『角川必携国語辞典』を見ると、確かに「あっちんちん」は載っていません。
すいませんでした!
そこで息子が、「じゃぁ、『うんこ』はある?」と。
『うんこ漢字ドリル』、恐るべし!
「あるだろ~」と見ましたが、なんと、ありません。
さっそく、他の小型国語辞典を調べました。
「うんこ」掲載
〇 新明解国語辞典、三省堂国語辞典、新潮現代国語辞典
× 岩波国語辞典、明鏡国語辞典、新選国語辞典、角川必携国語辞典
「新明解くん」はていねいに、「『うん』は母親が子供に大便を促す時の擬音語、『こ』は名詞を形作る接辞」という解説と、「金魚のうんこみたいに」という用例つきです。すばらしい。
最近辞書を引いた他のことばも、調べてみました。
「明治維新」
〇 三省堂国語辞典、新選国語辞典、角川必携国語辞典
× 岩波国語辞典、新明解国語辞典、明鏡国語辞典、新潮現代国語辞典
「八紘一宇」(はっこういちう)
× 三省堂国語辞典
〇 他6つすべて
「ぐっとくる」
〇 7つすべて
「序破急」
〇 7つすべて
三省堂国語辞典は、現代語中心なので、「八紘一宇」がないのでしょう。
「明治維新」は、「百科項目」の扱いのようで、各辞書の対応が分かれています。
さて、「うんこ」は、掲載されている辞書によると幼児語だそうです。
載せていない国語辞典は、「幼児語なんか載せてやらないぜ!」というプライドでしょうか。
■愛する『角川必携国語辞典』はこちらです。
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