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新潮現代国語辞典にて 「恋」はやまとことばで「愛」は漢語と知る

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新潮現代国語辞典 第二版

絶版予定らしいので、急ぎ購入した『新潮現代国語辞典』。

この国語辞典の大きな特徴の一つは、「やまとことば」を「ひらがな」で、「漢語」と「外来語」を「カタカナ」で見出しにしているところです。

他の一般的な辞書では「漢語」は「ひらがな」です。

具体的には、「愛」は「アイ」「恋」は「こい」と書いてあります。

そうか、「愛」は漢語で、古の日本人が使っていた「やまとことば」ではなかったのか…。

「愛」は、岩波古語辞典によると次の通りです。

儒教的には親子の情などのように相手をいたわり、生かそうとする気持ちをいい、仏教的には自分を中心にして相手への自分の執着を貫こうとする心持をいう。

実は奥様によく、「愛情を感じない!」と怒られます。

今後怒られたら、「おれは純日本人なんだよ!愛なんか知らん!」と言ってやろうかと。

何はともあれ『新潮現代国語辞典』は、持っていて損はない独特の特徴のある国語辞典です。

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