2025年の大阪万博の開催が決まりました!期待大です!
大阪万博といえば、万博記念公園の岡本太郎さん作「太陽の塔」を前に見に行ったことを思い出します。
⇒「太陽の塔」オフィシャルサイト(大阪府日本万国博覧会記念公園事務所)
岡本太郎さんは「太陽の塔」などの芸術作品他に、本もいくつか残しています。
そのうちの一つ『自分の中に毒を持て』(青春文庫)から、今の私にとってこれからのヒントになることばをいくつももらいました。
まずはこちら。
この刺激的なことばは、別記事で紹介しています。
ほかには有名なこちら。
この「芸術は爆発だ」は以下の説明があり、これが心に響きます。
ぼくが芸術というのは生きることそのものである。人間として最も強烈に生きる者、無条件に生命をつき出し爆発する、その生き方こそが芸術なのだということを強調したい。(p190)
ところで一般に「爆発」というと、ドカンと大きな音が響いて、物が飛び散り、周囲を破壊して、人々を血みどろにさせたり、イメージは不吉でおどろおどろしい。が、私の言う「爆発」は、まったく違う。音もしない、物も飛び散らない。
全身全霊が宇宙に向かって無条件にパーッとひらくこと。それが「爆発」だ。人は本来、瞬間瞬間に、無償、無条件に爆発しつづけるべきだ。いのちの本当のあり方だ。(p191)
特にシビれたのは、この一節。
自分を認めさせようとか、この社会のなかで自分がどういう役割を果たせるんだろうとか、いろいろ状況を考えたり、成果を計算したり、そういうことで自分を貫こうとしても、無意味な袋小路に入ってしまう。
いま、この瞬間。まったく無目的で、無償で、生命力と情熱のありったけ、全存在で爆発する。それがすべてだ。 (p194)
一番ぐっとくることばは、
です。
この本の副題はこちら。
まずは、常識を疑うこと。
そして、いろいろ考えすぎて、無意味な袋小路に入らず、いま、この瞬間に、全存在で爆発する。
これからの生き方の鍵になると考え方だと感じています。
以上、岡本太郎さんの『自分の中に毒を持て』の紹介でした。