北野武さんの著書『新しい道徳』から学んだことを紹介します。
いきなりあとがきですが、武さんはこう書いています。
学校で道徳を教育することに、こうツッコミます。(以下ページは新書版のもの)
言われてみれば、確かにそうですね。
まさに今、息子が学校で道徳を習っていますので、タイミングを見て息子とこの武さんの言葉を話してみたいところです。
息子が小学校で学んでいる「人生という教科」
学校が休みになり、家で勉強している息子の道徳の教科書『みんなの道徳』がふと目に入ります。 開くと、こんな詩から始まっています。 人生という教科だれも問題を出し…
武さんは「権力者の都合」の例として、「GAFA」にこう切り込みます。
「GAFA」については、『the four GAFA 四騎士が創り変えた世界』の日本での出版は2018年7月。
『新しい道徳』の出版は2015年9月。
その時点でこの指摘は、お見事だと思います。
一方で、「あいさつと礼儀」にはこう言います。
あいさつを単に「気持ちがいいから」と思考停止せず、「人間関係の技術」としています。
また、「食べ物」については、こうも書いています。
こんな、武さんが自身が考える「道徳」には、考えさせられるものがあります。
こういった内容の上で、子どもに必要な道徳教育をこうまとめます。
10代の息子とこれから向き合う上で、大切にしたい教えです。
以上、北野武さんの著書『新しい道徳』の紹介でした。
広く世の中について大人が自分の頭で考えて、子どもと本音で向き合うための助けになる一冊です。
※『新しい道徳』は現在幻冬舎文庫になっています。
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