「鬼滅の刃」の単行本を漫画喫茶で一気読みした後、特におもしろい巻は買って手元に置こうしたところ、今ネットではほとんど売り切れでプレミアがついているのですね。
すごい人気です。
そこで試しにパソコンでKindle版のサンプルをダウンロードし、そのまま「Kindle for PC」で見てみると、いろいろ快適じゃないですか!
漫画の電子版は過去にKindleやFireの端末で試したことがありましたが、画面が小さいと見開き2ページの描写も1ページずつしか見れないなど面白さを味わえず、画面が大きいタブレットでないとダメだなと思っていました。
その点パソコンでは、私の愛用する格安ノートパソコン「ASUS E203MA」の11.6インチの画面でも、全画面表示にすると単行本とほぼ同じ大きさで見開き2ページが見られて、ページめくりも快適です。
容量は1巻あたり約50MBで、「Kindle for PC」はデータの保存先が任意に指定できるので、本体容量の少ないパソコンでもなんとかできそうです(「ツール>オプション>コンテンツ」にある「フォルダの変更」から)。
さらに試しに、ブラウザ版の「Kindle Cloud Reader」でも読んでみたところ、ネット接続のみでデータをダウンロードせずにそこそこ快適に読むことができます。
これならパソコン本体の容量を気にする必要がありません。
今のところ漫画のKindle版をパソコンで読むには、
- アプリの「Kindle for PC」はデータのダウンロードが必須。ダウンロード先は任意に設定可能。
- ブラウザの「Kindle Cloud Reader」はデータをダウンロードしてもしなくても読める。ダウンロード先は自由に設定できない。
という感じです。
さっそく「鬼滅の刃」を何冊か買って読んだところ、すこぶる快適です。
最新巻を買い続けている「ONE PIECE」も今後はKindle版を買いそうです。
また、永久保存版にしている「ドラえもん」の2巻(収録:ぼくの生まれた日)と25巻(収録:のび太のなが~い家出、のび太の結婚前夜)も、Kindle化を検討です。
漫画のKindle版のメリットをまとめると、
- 保管場所をとらない
- 何冊でも持ち歩ける
- 書店や通販で買う手間が不要
- 書籍版の定価より安い
デメリットは、
- 中古で売り買いできない
このメリットとデメリットは、よく考えれば普通の本を電子書籍で買うのと全く同じです。
人気の漫画は連載が長くなり自然と冊数が増えるので、読む端末の問題がクリアになれば、一般の本よりも電子化のメリットが大きいですね。
漫画以外の本は、複数の本を同時にすぐに見比べたり、メモなどを即書き込める点で、私は電子化には踏み切れていないところです。
以上、漫画の電子書籍はKindle端末や画面の大きいタブレットがなくても、PCで快適に読めるよ!という話題でした。
息子が好きな煉獄杏寿郎さんの活躍シーン。2ページ見開きが切れずにこう写ります。
買った巻。感涙の2冊です。
最終の第23巻はこちらです。