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辞書引き学習の教えから 「発見する喜び」と「学ぶ楽しさ」を思い出す

辞書引き学習が自分でできる! 深谷圭助

辞書引き学習の考案者の深谷圭助先生が、小学生でも読めるように書いた『辞書引き学習が自分でできる!』を読んでみました。

辞書引き学習とは、教科書や本にある知らないことばをたくさん見つけて調べることかと勝手に思っていたら、全く違っていました。

深谷先生の解説によると、辞書引き学習の流れは次の通りです。

 

「最初に『辞書を引く」ことはしません。初めは国語辞典の最初のページから順番に見ていくだけです」

「知っている言葉を探してくだけで、なんとなく楽しくなってきます」

「そのうちに、初めて見る言葉も目に入ってきます」

「今度は、『あの言葉はどうだろう』『この言葉はどんな説明が書いてあるんだろう?』とどんどん国語辞典を引きたくなります」

「つまり、好き心がわいてきて、知りたいこともたくさん出てくるのです」

「これこそ、勉強する楽しみの基本です。人から教えられるのではなく、自分が知りたいことを、自分で調べて学ぶこと。知り合いことが後から後からあふれてくること」

「こうなったら、だれでも、勉強がどんどん得意になっていくのです」

(第一章 辞書は「引く」ものではなく、「読む」もの より)

 

なるほど。辞書引き学習は、「わからない言葉を調べる」から入るのではなく、「知っている言葉を探す」から入る、「自分の知りたいことを自由に調べる学習法」なのですね。

この流れの中で使うのが「付せん」です。知っている言葉を番号をふった付せんに書いてページにはっていきます。付せんが増えるほど、辞書を引くのが楽しくなってくるそうです。

そしてこの学習法の中に、赤ちゃんや小学校入学前の子どもが純粋に持っている「発見する喜び」や「学ぶ楽しさ」がある、と深谷先生は言います。

 

ここまでに出てくる、「自分の知りたいことを自由に調べ」、「発見する喜び」と「学ぶ楽しさ」を感じること。

これは、小学生だけでなく、40代の私の年代でも、これからも、一生持ち続けていたい心得です。

私がこれまで出会ったり、著作や情報を見ていいなと感じる人は、現場での実践や様々な情報から常に学び続けている人ばかりです。

価値観は多様ですが、その人なりの「喜び」や「楽しさ」を発見しているから、長年学び続けられるのだと最近思うようになりました。「やらされる学び」では、何年も長くは続かないでしょう。

常に社会が変化していく中で、本来は楽しいはずの学びをやめてしまったら、世の中に埋没し、喜びのはずの発見は生まれない。

 

また、私が辞書に引かれるのも、知っているつもりの言葉を引いて新しい知識を得たり、思いがけず新しい言葉や事柄に出会うことに、「発見する喜び」があるからです。

 

辞書引き学習の教えは、最近読んで刺激を受けた『ニュータイプの時代』や『東大教授が教える独学勉強法』同様に、学びの本質を考えさせてくれるものでした。

以上、辞書引き学習の教えから「発見する喜び」と「学ぶ楽しさ」を思い出した、という話題でした。