『私の嫌いな10の言葉』で気づいた 息子に言いたくないことば

中島義道さんの著書『私の嫌いな10の言葉』は、私が子育てに役立てている一冊です。

うっかり使って、息子に嫌われてしまいそうな言葉のオンパレードです。

次のことばに少しでも違和感を抱くなら、この本が理由を教えてくれます。

相手の気持ちを考えろよ! 人間はひとりで生きてるんじゃない。こんな大事なことは、おまえのためを思って言ってるんだ。依怙地にならないで素直になれよ。相手に一度頭を下げれば済むじゃないか! 弁解するな。おまえが言い訳すると、みんなが厭な気分になるぞ。
(アマゾンの内容紹介より)

子どもといると、つい言いたくなることば、「お前のためを思って言っているんだぞ!」は、本書にかかるとこうなります。

ああ、この言葉はとりわけ虫唾が走るほど嫌いです。それは嘘だからであり、自分を守っているからであり、恩を着せているからであり、愛情を注いでいるとかんちがいしているからであり、つまり徹底的に鈍感でしかも狡いからです。(p95)

グサっときます。そこまで言わなくても…。

以下にもハッとします。

バーナード・ショーの有名は言葉『あなたが他の人びとに自分にこうして欲しいと思うのと同じことを、他の人びとにするな。なぜなら、彼らの趣味はあなたの趣味と同じではないかも知れないのだから』は、単純かつ貴重な真実です。(p16)

うっかり、「自分がしてほしいと思うことを、相手にもしてあげるんだよ」と言ってしまいそうです。

他にもこんなことばに、その通りだなぁと納得しました。

真夜中に救急病院に連れていったことも、仕事を放り投げてプールに連れていってやったことも、クリスマスプレゼントの「特大ゴジラ」を求めて方々のデパートを駆け巡ったことも・・・・・・全部自分が好きでしたこと。子育ては、たいへんな苦労を伴うものですが、(普通は)自分が好きでしているのです。そして、いかなる子育てであろうと、(普通は)もう充分それだけで子供から喜びを与えられている。だから、それ以上何も子供に期待してはならない。(p68)

この本の内容のすべてに賛同できるのではないのですが、何か「きれいごと」ですましてしまいそうになったときに、考えるヒントをもらえる一冊です。

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