旺文社標準国語辞典第八版の「あの人のこの言葉」は 大人も楽しめる辛口な語釈集!

旺文社標準国語辞典 第八版 が、2020年12月7日に発売になりました。

旺文社の情報では、収録語数約50,000語の中学生から一般向けの国語辞典です。

旺文社の国語辞典には別に、収録語数が約83,500で高校生から一般向けの旺文社国語辞典があるので、旺文社標準国語辞典の主な対象は中学生と考えて問題ないでしょう。

さっそく手に入れると、これまでの版にはなかった「あの人のこの言葉」という別冊がついていました。

これが、中学生だけに読ませるにはとてももったいない!内容でしたので、以下に紹介します。

目次
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各界の著名人が独自の視点で書いた特別語釈

なんでも、さまざまな分野で活躍している人たちが独自の視点で書いた特別語釈を収録しているとのこと。

開くと総勢31人で、次の通り豪華で幅広い!

  • 小説家:朝井リョウ、井上荒野、江國香織、小川洋子、川上未映子、東山彰良、平野啓一郎、三浦しをん
  • 数学者:新井紀子
  • 社会学者:上野千鶴子
  • 物理学者:梶田隆章
  • 教育者:工藤勇一
  • 教育学者:齋藤孝
  • 大学学長:出口治明
  • NPO法人代表:西野博之
  • 化学者:野依良治
  • 生物学者:福岡伸一
  • 陸上指導者:原晋
  • 水泳指導者:平井伯昌
  • 元プロ卓球選手:松下浩二
  • 宇宙飛行士:大西卓哉、金井宣茂、油井亀美也
  • ジャーナリスト:池上彰
  • 童話作家:角野栄子
  • 映画監督:河瀨直美
  • 落語家:川柳つくし
  • 文芸評論家:斎藤美奈子
  • 翻訳家:松岡佑子
  • シンガーソングライター:水野良樹(いきものがかり)、松任谷由実

この面々が、自由に4~7つの言葉を選び、独自の語釈を書いてくれています。

取り上げる言葉はバラバラで、みなさんそれぞれの体験や考え方を背景にしたような、実感あふれる語釈ばかりです!

辛口の語釈 3つを紹介

ここではこちら*1のプレスリリースにある公開済みの情報の中から、実感あふれる語釈を3つ紹介します。

松任谷由実(シンガーソングライター)

「ブーム」
最高潮。目の前で波がクラッシュし始めるピークの地点。そこにいる者を引きずり落とそうとする力学のはたらく場所。

大西卓哉(宇宙飛行士)

「夢」
つかんだと思った瞬間に消えてなくなるもの。

河瀨直美(映画監督)

「接吻」
本当に好きな人にしかしない行為。

「ブーム」で「引きずり落とそうとする力学」、「夢」で「消えてなくなる」、「接吻」で「本当に好きな人」とは、どれも辛口の語釈で、中学一年生が読むにはなかなか刺激的ではないでしょうか。

他にもあの人のこんな言葉が!

他に、選んだ言葉や語釈を特におもしろく感じたのは次の通りです。

  • 川上未映子(小説家)…「笑顔」
  • 平野啓一郎(小説家)…「カッコいい」
  • 三浦をしん(小説家)…「業」
  • 上野千鶴子(社会学者)…「結婚」「ブス」「おっさん」
  • 工藤勇一(教育者)…「校則」「哲学」
  • 西野博之(NPO法人代表)…「不登校」
  • 原晋(陸上指導者)… 「走る」
  • 平井伯昌(水泳指導者)… 「泳ぐ」「スランプ」
  • 水野良樹(シンガーソングライター)… 「締め切り」

いろいろと辞書の語釈を紹介しているこのブログでも、「あの人のこの言葉」の語釈を書くことは、辞書の紹介や評価を超えたネタバレになってしまいそうです。

それぞれの実感あふれる語釈を、ぜひ手にとってお確かめください。

大人が読んでこそ味わい深い語釈です

これらをはじめ、旺文社標準国語辞典の別冊付録「あの人のこの言葉」は、中学生だけでなく大人が読んでもおもしろい内容であることは間違いなしです。

むしろ大人が読んでこそ、深く味わえる語釈ばかりのように感じます。

以上、旺文社標準国語辞典第八版の別冊付録「あの人のこの言葉」の紹介でした。

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