しあわせ情報室

40代男子が書く「しあわせにいまを生きる」ための情報集です。

札幌の爆発事故によせて、『おかげさまで生きる』から、いくつかことばを紹介します。

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前に、「サラリーマンのお客さんは、『社長』です。」という記事を書きました。

サラリーマンのお客さんは、社長です。日産のニュースに思う。 - しあわせ情報室

 

この中で、丸山健二さんの次のことばを紹介しました。

雇い主は、あなたが持てる実力のすべてを出し切ってもまだおっつかないほどの仕事の量と質を激しく求め、あなたがそのレベルとノルマに達しない場合には容赦なくあなたを切り捨てます。

 

さて、札幌の爆発事故のニュースについてです。

報道が事実だとすれば、アパマンショップの従業員も、この丸山健二さんのことばのような雇い主の犠牲者なのかなと思います。

 

こういった、会社員が仕事に追われて起こした事故の報道を見ると、読み返したくなるのが『おかげさまで生きる』という本です。

著者の矢作先生は、東大病院救急部のトップを15年勤めた医師です。

 

この本の中から、いま読み返してぐっときたことばを紹介します。

 

時代のスピード感は、どこかの誰かが自己利益のために勝手に作り出しているものです。

書店に行けば、「スピード仕事術」「スピード勉強法」など、いくつも「スピード」の文字があります。楽天の社員の行動指針の「成功コンセプト」には、「スピード!!スピード!!スピード!!」とあります。その「スピード」は、私のしあわせのため?社長が儲かるため?

 

無理して獲得しようとすればするほど、獲得したものの大きさに比例して欲しくないものがやってきます。

「室内でスプレー缶120本の噴射」って、「無理」ですよね・・・。

 

無理せず、等身大で生活すればいいだけなのに、周囲の評価や人の目を気にするあまり、自分がやるべきことを全うできず、最後はストレスまみれになって苦しむのです。

成績が悪いと、会議で周囲の評価や他の店長の目が気になるものです。気になると、苦しいです。

 

世の中にあるすべての評価は、所詮、誰かの思い込みです。

このことばをはじめて読んだとき、目からウロコが落ちました。言われてみれば確かにそう思うのです。しかし、アパマンの店長をそう決めつけるのではないのですが、私も、評価を気にして生きてきて、いまも評価にとらわれて生きている一人です。

 

迷った時、あるいは悩んだ時は、どんなに周囲と相談しても、最後は自分の胸の内と静かに対話してください。そこから聞こえる声があなた自身です。

ほかのところで、"私たちには皆、「良心」があります" とあります。店長が自分の胸の内と静かに対話できたら、この事故はおこらなかったかも、と思います。

 

相手を追い詰めてボロボロにするまで毒を吐くという心根の悪さは、権利と義務をはきちがえたことから生まれる精神で、日本人が大切にしてきた「おかげさま」「お互いさま」という気持ちに反するものです。

いろいろ書きましたが、この店長を責める気には、なれません。「無理」をして、「評価を気にする」うちは、いつ私が同じような事故を起こすかわかりません。

 

以上です。

名言至言のオンパレードでした。

 

▼会社員で、仕事をしていて何か違うなと感じたら、この本はおすすめです。

おかげさまで生きる (幻冬舎文庫)

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