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「サラリーマンのお客さんは、社長です」 日産のニュースに思うこと

連日の日産のゴーン元会長のニュースで、印象に残るコメントの報道がありました。

「私腹を肥やすための解雇だったのか。従業員の生活を踏み台にしていたなんて許せない。」という、11月21日の日経新聞夕刊の記事です。

この方は40代女性で、派遣社員として車のデザインに約6年間携わっていましたが、突然契約打ち切りを言い渡されたそうです。

こういったコメントを読むと、「銀座まるかん」創業者の斎藤一人さんのことばを思い出します。

まず『ツイてる!』に、次のようにあります。

 

「お客さん」とは、どういう人かご存じですか?自分にお金をくれる人、それがお客さんです。

 

私にとってのお客さんは、私が作った商品を買ってくれる人です。ですが、サラリーマンにとってのお客さんは、勤めている会社の社長さんです。サラリーマンに給料をくれるのは、社長さんしかいませんから。

 

これは衝撃でした。

当時私はメーカーで営業をしていて、作った商品を買ってくれる「消費者・小売店・流通業者」を私のお客さんだと思っていました。でも、真の私のお客さんは「社長」だというのです。考えると確かに、私に直接お金を払っているのは「社長」でした。

 

また『500年たってもいい話』では、Q&A形式でこういいます。

 

Q:サラリーマンの場合、どんなにがんばって働いても、ある程度お給料が決まっています。サラリーマンでお金持ちになるのは無理でしょうか。

A:99.99%無理だね。サラリーマンを選んだ時点で無理だと思ったほうがいい。

 

一刀両断です。

もう一つ思い出すのは丸山健二さんのことばです。『生きるなんて』にこう書いています。

 

あなたは、赤の他人にこき使われ、尻を蹴飛ばされるためだけに生きる運命にあるのでしょうか。

 

勤め人になることで安定した暮らしが長期間にわたって手に入るという思い込みは、もはや幻想にすぎません。

あなたを雇ってくれる側にそんな生活を保証する余裕がないのです。(中略)労働者をいちいち人間扱いしているわけにはいきません。

雇い主は、あなたが持てる実力のすべてを出し切ってもまだおっつかないほどの仕事の量と質を激しく求め、あなたがそのレベルとノルマに達しない場合には容赦なくあなたを切り捨てます。

 

手厳しい。

手厳しいですが、斎藤一人さんのいうことも丸山健二さんのいうことも、現実だと思います。サラリーマン生活23年目の実感です。日産で派遣切りにあった方は気の毒ですが。

昔の「奴隷」と違うのは、お金をくれるお客さんを自分で選べる、というところかと思います。できる限り、社員をちょっとでも人間扱いしてくれる会社を選びたいものです。

 

ゴーンさんについては、日本に来て間もない頃のテレビの取材で、 どこにでもあるような小さな焼き鳥屋のカウンターに、奥さんと子どもさんと三人で仲良く並んで、健康のためと一人一つサラダを食べていたことをよくおぼえています。庶民的な人だなぁと思っていました。

その奥さんとは離婚し、再婚相手とヴェルサイユ宮殿の大トリアノン宮殿を借り切って結婚パーティをしていたそうですね。驚きました。

 

▼斎藤一人さんの本です。古いですが今読んでも味があります。

 

▼丸山健二さん。 この本からは子育てについても学びました。
『生きるなんて』『人生なんてくそくらえ』(丸山健二)で、「親」とは何かを考えた