社会人になってから、少しでも仕事を効率よくできるようになりたいと願い、一番使いやすいボールペンを探して、さまざまな種類を使ってきました。
探す中で、作家などの著名人が意外にも一番的で安価なボールペンを愛用している情報に、いくつか出会いました。
その中から特に印象に残っている、著名人が愛用するおすすめボールペンを紹介します。
西村京太郎 「レックスグリップ」
ミステリー作家の西村京太郎さんです。
「ゴロウ・デラックス」を見ていたら、西村さんの仕事場公開があり、ボールペンはパイロットの「レックスグリップ」を愛用!という紹介がありました。
小説の執筆方法は今でも原稿用紙に直筆で、万年筆も使いますが、「レックスグリップが一番楽」とのこと!
定価で税抜100円の、どの文房具店にも置いてある油性ボールペンです。
太さこちらの情報によると、1.0~1.2をご愛用とのこと。

気になって番組を見た直後に、0.7、1.0、1.2、1.6と買い揃えてしまいました。

1.0以上をこれまで使ったことはなかったのですが、ヌルヌルと書ける、安定した書きやすさがあります。
伊集院静 「ジェットストリーム」
小説家の伊集院静さんです。
雑誌で見た記憶があり調べたところ、DIMEの2013年7月号の中で「ジェットストリーム」を愛用と語っています。
「普段、小説やエッセイはボールペンで書いている」
「以前は水性ボールペンを使っていたが、書き進むと、紙に引っかかった」
「『ジェットストリーム』は、筆記抵抗が小さく書味がなめらかで引っかかりがない」
「疲れた時は1mm、疲れていない時や漢字を多く書く時には0.7mm」

よほどお気に入りなのでしょう。
ジェットストリームも、定価は税抜150円でどこでも売っているボールペンです。
あらためて使ってみると、なめらかさといい形といい、いいボールペンだと実感します。
西川美和 「ジェットストリーム」
映画監督の西村美和さんも伊集院静さんと同じく、「ジェットストリーム」を愛用とのこと。
ここで西川さんはこう言います。
「私は0.7ミリが好きなんですけど、本当に書きやすい」
「もしインクが切れても、また手軽に買えるというのが魅力」
「ペンが変わると、書ける文章も意外と書けなかったりするので、これももう、10年以上使っています」
出典はこちらです。

池上彰 「シグノ」
ジャーナリストの池上彰さんです。
著書の『僕らが毎日やっている最強の読み方』の巻頭に仕事アイテムの紹介があり、三菱の「ユニボール シグノ」1.0mmの黒と赤が出てきます。
こちらも定価は税抜150円。
試験の採点にも使っているとのこと。

ちなみにシャープペンシルは、パイロットのS5ですね。
これも、税抜定価500円のそれほど高くはないシャープペンシルです。
樺沢紫苑 「スラリ」か「アクロボール」
精神科医でビジネス書作家の樺沢紫苑さんの登場です。
著書の『学びを結果に変える アウトプット大全』の中で、ゼブラの「スラリ」とパイロットの「アクロボール」について書いています。
ボールペンは「Surari」(ゼブラ)か「Acroball」(パイロット)の0.7ミリしか使いません。サラサラ、スラスラと書ける「Surari」を中心に使いつつ、筆圧を強めに、それでいてサラサラ書きたいときは「Acroball」を使います。
考える速度と同じスピードでスラスラと書ける快感。自分のお気に入りのボールペンを使って書いている瞬間は、実に「快適」「楽しい」「爽快」で、仕事もアイデア出しも猛烈にはかどるのです。
ロフトで店にある全種類のボールペンを試し書きして、この結論に達したそうです。
税抜の定価は、スラリが100円、アクロボールが150円です。
試しに「スラリ」を買ってみました。
確かに、スラスラと筆が運ぶボールペンですし、これで100円とは!
まとめです。
ヘビーユースするプロだからこそ、入手しやすく長く使えるものを選んでいるということと、これらのボールペンが安価でもプロの実用にも耐える高品質なものだということなのでしょう。
いたずらに高価なものを求める必要はないという、文房具選びの参考になる情報です。
以上、作家などの著名人が愛用している一般的で安価なボールペンの情報でした。


