ヤフーニュースで、スポーツ少年団の問題が取り上げられています。
(元記事の東洋経済オンラインのページ)
スポーツ少年が苦しむ「暴言指導」の過酷実態
「世界各地で、暴力的な指導や子どもの心身の発達に配慮しない過度なトレーニングが横行するなど、スポーツが子どもの成長に負の影響を与えるような問題が生じている」スポ…
「世界各地で、暴力的な指導や子どもの心身の発達に配慮しない過度なトレーニングが横行するなど、スポーツが子どもの成長に負の影響を与えるような問題が生じている」
この記事ではミニバスケットの事例が出ていますが、内容はミニバスケットに限らず「スポーツ少年団」全体に置き換えられるものだと思います。
別の記事に、スポーツ少年団とスクール(習い事)との違いや注意点を書いています。
スポーツ少年団とは? スクール(習い事)との違いや注意点のまとめ
息子(小4)が、今月からソフトテニスのスポーツ少年団に入ります。 これまではスクール(習い事)で、水泳やサッカーをやってきました。 そこで、「スポーツ少年団(略…
この記事の中で、息子が体験で参加して「この監督はちょっとNG」と書いた少年団も、ミニバスでした。
一番の問題は、上の記事にある親が言うこの部分にあるのだと思います。
指導者に改めてもらおうと呼びかけても、たたいていないなら暴言くらい許そうとか、ボランティアでお願いしているのだからと親側が遠慮してしまう
少数のコーチしかいない少年団の場合、指導に意見しそのコーチが辞めてしまったら、他に誰が指導してくれの?となってしまいます。
この点が、法人が営利目的で経営するスクールとの大きな違いです。
ヤフーニュースのような悲しいことにならないために、対策は現状では「親が十分注意してスポーツ少年団を選ぶ」しか方法がないと思います。
子どもには何がよいのか、わからないですからね。
私がいろいろ考えた結論は、小学生のスポーツ指導に「叱る」「怒る」「怒鳴る」は不要です。
小学生のスポーツ指導に「叱る」「怒る」「怒鳴る」は不要
これまで息子がいろいろなスポーツを経験する中で、指導者や親が、子どもを叱ったり、怒ったり、怒鳴ったりするのを何回か見てきています。 勝たせたい、うまくさせたい…
もちろん、体罰も不要です。
子育てや学校に体罰は必要? 森田ゆり著『しつけと体罰』に学ぶ
厚生労働省が体罰禁止の指針案をまとめたり、野田の女児虐待事件の裁判で父が「しつけのつもりが行き過ぎた」と主張したりと、しつけや体罰についてのニュースは途切れ…
指導者が以下のような本を読む機会があれば、暴言指導はなくなっていくと思うので、もっと売れてほしいところです。
『桑田真澄の常識を疑え!』は野球の技術もスポーツ指導の問題点も学べる本
子ども時代にちょっとでも野球をしたことのあるパパなら、息子ができたら一度はキャッチボールをしたいのではないでしょうか。 『桑田真澄の常識を疑え!』は、そんなパ…