水谷修先生の『夜回り先生 原点』から、<しあわせについて学ぶことば>を紹介します。
生きることは人間の宿命です。人はただ生きていくしかない。でも、そこには多くの幸せがあります。
幸せとは何でしょう。これが本当の幸せなんていうものはあるのでしょうか。私はそんなものはないと信じています。幸せは想い。幸せだと想えば幸せに、そうでないと想えば不幸せに・・・。
多くの人は、このただ想えばいい幸せを、想うことをせずにただ求め続けて手に入れようとして、不幸せになっているように思います。
想えば誰でもいつでも出会うことのできるもの。それが幸せです。(p4-5)
幸せとは、ここにもあそこにも、どこにでもあるもの。
昨日も今日も明日でも、想えばいつでも手に入るもの。
人によって、時によって違うもの。
でも、人に押しつけてはいけないもの。(p57)
このことばを、
「しあわせとは、人それぞれの想いや感情であり、物でもなく、金でもない」
と解釈しています。
「夜回り先生」こと水谷修先生の本について、これまで2冊の感想を書いています。
どちらからも、大きな学びをいただきました。
>>>『夜回り先生 原点』
『夜回り先生 原点』(水谷修)は 夜の世界、貧困、ひきこもり、虐待など すぐ近くにある子どもの問題を実例で学べます
>>>『約束』