中学生向けの通信教育を調べていて、「ポピー」という気になる家庭学習教材を見つけました。
お試し見本を請求すると、紙に書く学習を重視した、むだな内容や付録のない堅実で良心的な教材だとわかります。
また、9教科学べて中学3年間ずっと月額5,000円前後と、続けやすい価格なことも魅力です。
そこでこの記事では、中学ポピーの特長やデメリットについてレポートします。
\ 公式サイト /
見本の内容
まずは資料請求で届いた内容の一部を紹介します。





これまで他社を見てきた中で、どの教材よりもシンプルです。
華美な装飾がなく、勉強に集中できそうです。
\ 公式サイト /
教材の特長
教科書にあわせて予習復習ができる
教材が教科書に沿って作ってあり、対応するページまで書いてあります。

このように教科書に直接対応している点に、小中の学校の副教材を作っている会社の強みが活かされています。
定期テストに強い
毎月届く教科書に沿った教材に加えて、「定期テスト対策予想問題集」があります。

この問題集にも、学校の副教材に強いという特長がよく出ているように感じます。
デジタル学習もサポート
英語のリスニング・英単語の暗記・数学と理科の一部で、スマホなどで見ることができるデジタル学習も取り入れています。

紙に書いての学習を重視する中で、必要な部分はデジタルでもサポートという感じです。
9教科学べて、毎月約5,000円
英・国・数・社・理の主要5科目に、実技4教科の教材がセットになって、中1で毎月4,800円(税込)です。
中2でも5,000円、中3でも5,100円の設定です。

ポピー公式ホームページでも、「必要な教材だけをお手頃価格で提供しているので、学習塾や他の通信教育などの受講料と比べても続けやすい会費」だとを強調しています。
テキスト中心の5教科セット(中1)の料金は、進研ゼミで6,980円、Z会で12,900円ですので、確かに続けやすい会費ですね。
\無料お試し見本あり/
毎月届く紙の冊子で学ぶ
基本的に、毎月届く紙の冊子の「FRESTA」で勉強します。
加えてテスト対策などの教材が定期的に届き、組み合わせて自分で家庭学習をします。

イメージとしては、進研ゼミやZ会のテキスト中心のコースと同じですね。
家庭学習教材として45年以上の歴史
ポピーは、「新学社」が設立した「全国家庭教育研究会(全家研)」が制作する家庭学習教材です。
新学社は、全国の小・中学校で使用されているドリル、資料集など、教科書に沿った副教材を編集・発行している教育出版社です。
中学校の副教材でシェアNo.1とのこと。

そしてポピーの創刊は1973年で、45年以上の歴史があります。
また全家研の現在の総裁は、著書『生命の暗号』など遺伝子の研究で有名な村上和雄先生です。
以前には著書『思考の整理学』が有名な外山滋比古先生も、総裁をされていました。
総裁お二人のお名前を見るだけで、しっかりした会社だと私は感じます。
ポピーのデメリット
メリットでありデメリットでもあるのが、紙の学習にこだわっていることです。
競合他社と比べて、講義映像・写真・3D・アニメ・リスニングなどビジュアル教材や音声教材には弱いです。
また、進研ゼミやZ会のような個別の添削指導はありません。
あくまで、毎月決まった自習用の教材が届き家庭で学習するのみです。
個別のフォローとしては、月曜から土曜の18時から21時まで、ポピーの問題に限って電話・FAX・インターネットで相談できるサービスがあります。
まとめ
中学ポピーの特長のまとめです。
- 紙に書いて考える学習を重視
- 小・中学校の副教材を多数つくっている実績を活かし、教科書中心の学習と定期テスト対策に強い
- 中学1年から3年まで、月額約5,000円の続けやすい価格で9教科学べる
紙のテキスト中心に勉強したい場合に、続けやすくて良心的な学習教材です。
以上、通信教育の中学ポピーについての情報でした。
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