中学生の息子の勉強のやり方は間違ってない?
そもそも、中学生の正しい勉強法ってあるの?
こんな疑問を解決するために、『くにたて式 中学勉強法』を読んでみました。
著者の國立拓治先生は、名古屋の人気個別指導塾の現役の塾長です。
さっそく結論で、國立先生はこの本の中で中学生の「勉強の本質」を、
「×を◯にすること」、すなわち「できないことをできるようにする」こと
と断言します。
この言葉を、中学時代の自分にも教えてやりたかった!
この「勉強の本質」をわかっていないばかりに、中学、高校とどれだけ間違った勉強をしてしまったんだろう…
この記事では、國立拓治先生の著書『くにたて式 中学勉強法』から、中学生の勉強の本質や間違った勉強法について紹介します。
「×を◯にする」とは?
國立先生が「勉強の本質」とする、「×を◯にする」すなわち「できないことをできるようにする」は、詳しくは
です。
國立先生は、
間違いを確認して、解き直しをして、その問題が◯になった瞬間に、初めて勉強したと言える
と強調します。
言われてみればその通りで、中学生の学校の勉強では何より、問題を解けるようになることが大切ですね。
「ピントの外れた勉強」とは?
「×を◯にする」が「勉強の本質」だとすると、こんな勉強は「ピントの外れた間違った勉強」です。
- 教科書をまとめる勉強
- 教科書をながめる勉強
- 教科書を見ながら学校配布の解答欄を埋める勉強
- ◯つけで正答を書き込むだけで×の確認をしない勉強
- ◯つけ後に×の確認をしたのに解き直さない勉強
どれも、「できないことをできるようにする」ための勉強にはなっていません。
自分が中学、高校でやっていた勉強を振り返ると、教科書を読んだり、ノートにまとめたりすることばかりしていたように思います。
そもそも何が正しいのかまったくわからなかった…
息子には同じ轍を踏ませぬよう、注意して見ていくことにします。
ここまで、「◯を×にする」と「ピントの外れた勉強」は、『くにたて式 中学勉強法』 の本の中でP34~P43とわずか10ページです!
この10ページだけでも読むことをおすすめします!
その他にも勉強のコツがいっぱい!
勉強の本質を解説の上で、中学生の勉強のコツがこの本にはあふれています。
例えば、
- 勉強で大切な習慣は?
- 予習と復習のどちらが大切?
- 長期休みの勉強の進め方
- 中間・期末テストはどう臨む?
- 教科別の勉強法
- 副教科の勉強のコツ
- 部活との両立は?
- 塾の選び方
- 中3からの高校入試の勉強法
などなど。
どれも、高校受験を目指す中学生の親のためになる情報ばかりです。
高校生や大人の資格試験にも
だと思います。
資格試験でも、単に教科書や本を読むだけで終わらせず、問題を解けるようになってはじめて、勉強の成果が生まれます。
まとめ:ピントの合った勉強を3年間するために
でした。
この本の内容を中学生時代に知っていれば、人生変わったかも…、
と、思ってしまうほどです。
中学生の息子の勉強にはもちろんのこと、自分が今後資格試験に挑戦するときにもいかしたい一冊です。
以上、『くにたて式 中学勉強法』の感想のまとめでした。