イニエスタ選手がうつ病だったとは、驚きました。
イニエスタといえば、FCバルセロナやスペイン代表で長年レギュラーを務め、チャンピオンズリーグやワールドカップの決勝戦など、一般人には到底理解できないようなプレッシャーを経験し、結果を出してきたサッカー選手です。
さらに、Jリーグに移籍してからの日本の報道では、その人柄には人格者そのもののイメージがあります。さぞ、強靭なメンタルを持っているのだろうと思っていました。
有名なプロスポーツ選手でも、引退後にいろいろ悩みがあって、うつ病になるなら理解できます。清原和博さんのように……。
また、この記事を書いているジャーナリストも、うつ病の経験者とのこと !二重にびっくりです。
別の記事に、うつ病で自殺してしまった、あるサラリーマンのお父さんのエピソードを書きました(パパの自殺防止に、『パパのための子育てハッピーアドバイス』をすすめたい)。
サラリーマンだけでなく、ジャーナリスト、スポーツ選手と職業を問わず、うつはどんな人にも起こりうる、こんなにも身近にあるものなのか、という思いです。
こころの分野にはもともと関心があり、「心理学」「ストレス」「マインドフルネス」「仏教」「禅」などの本をいろいろ読んできました。
いま興味深く読んでいるのが、「森田療法」の本です。
「あるがまま」というキーワードが出てきます。 不安を受け入れ、「あるがまま」の自分で生きる。子は親から「あるがまま」に受容されて、自分を受け入れることができる。ストレスや悩みの原因をいかに解消するか、コントロールするか、という考えとは違います。
まだ勉強中ですが、この「あるがまま」というのが、私にとっても今後の人生を生き抜く、キーワードになりそうな気がしています。
■まずはこの本。森田療法の中心地の慈恵医大の先生の監修。イラストが豊富でわかりやすいです。
■同じ北西憲二先生の新書はこちらです。
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