森博嗣さんの著書『「やりがいのある仕事」という幻想』に、「人は働くために生きているのではない」という言葉があります。
この言葉を読んで、私にとっての、「働く」と「生きる」の関係を整理してみました。
こんな感じです。
「生きる」ためには、「衣食住」や「遊び」が必要。
「衣食住」や「遊び」には、「お金」が必要。
「お金」を「稼ぐ」ために、「働く」。
「働く」ことで、「お金」のほかにも得ることがある。
これは今の私にとっての整理であり、将来変わらない唯一の答えではないことも、意識しておきます。
例えば、親の遺産などで一生、生活できる分の「お金」が手に入ったり、将来、貯金や年金で生活できるようになれば、「稼ぐ」ためには働かないかもしれません。
また、「お金」を「稼ぐ」ために、「ギャンブル」や「犯罪」を考える人もいると思います。
今の私は、「稼ぐ」ために「働く」ことを選びます。
はっきりしておきたいのは、
ことです。
こう考えると、短時間睡眠が続くような、健康に危険を冒してまで「働く」ことは、たいてい間違いだと思います。
(NHKの朝ドラの「まんぷく」の萬平さんのように、その仕事が「生きる」ための力を与えてくれて、後で十分休めるなら、一時的にはいいかもしれませんね。)
簡単には言えませんが、仕事で悩んで命を絶つようなことも、間違いです。
また今、
のではと感じてきます。
「働く」と「生きる」を整理して、まず、これまでなんとなく続けてきた「遠距離・長時間通勤」を、このまま続けていくのかどうするか、考えはじめています。
以上、森博嗣の言葉「人は働くために生きているのではない」から、働くと生きるの関係を考えてみたお話でした。
パパの自殺防止に 自殺した父に宛てた娘の手紙を読んでほしい
パパの子育て本として私の一押しの、『忙しいパパのための子育てハッピーアドバイス』の最終章は、唐突に、 「お父さん、生きていてほしい!」子どもが、最後に願うこと…
『人生やらなくていいリスト』感想:自分らしく生きる意味(団塊ジュニアの生き方本 2)
『人生やらなくていいリスト』の著者、四角大輔さんは1970年生まれ。 経歴はこちらです。 ソニー・ミュージックエンタテインメントに大学新卒で就職。営業経験後にアー…
「現代に“画一的な幸せのロールモデル”は存在しない」(堀江貴文)
【しあわせについて学ぶことば】シリーズ、その20です。 堀江貴文さんと落合陽一さんの共著『10年後の仕事図鑑』から、次のことばを紹介します。 これからは、自分で生…
『ブッダが教える愉快な生き方』に「頑張らなくていい」ことを学ぶ
新型コロナウイルス関連の情報の洪水に疲れたせいか、心がザワザワと落ち着きません。 頭を切り替えて、『ブッダが教える愉快な生き方 NHK出版 学びのきほん』(藤田一…