先週土曜に、息子が無事に10歳になりました!
まだ学年はひとつ下ですが、年は『ドラえもん』の「のび太」と同じです。
▼過去記事
息子が「のび太」と同い年になります。親の立場で『ドラえもん』を読む。 - しあわせ情報室
このところの息子には、体つきがガッシリしてきたり、言うことがしっかりしてきたりと、いろいろな変化を感じます。
自分の10歳のころを思い出すと、勉強やスポーツで周りとの差を感じたり、好きな女の子を意識したりと、これくらいのときからの記憶がいろいろと残っています。また、小学校5,6年で担任だった先生の影響を、特に強く受けたように思います。
こういったところから、10歳を目安に、息子への接し方を変える必要があるのかな、と感じています。
そこで、次の本を読んでみました。
・『10代からの子育てハッピーアドバイス』(明橋大二)
・『子育ては、10歳が分かれ目。 』(高濱正伸)
・『男の子は10歳になったら育て方を変えなさい!』(松永暢史)
これらから学んだことをまとめて、これからは、
「息子の『自立』を応援し、『本音』で向き合う」
という接し方がいいのかな、と考えています。
まず、『10代からの子育てハッピーアドバイス』によると、10代の子どもは「甘え」と「反抗」の行ったり来たりがとても激しくなる、とのこと。そして「反抗」は、子どもの心が健全に育っている証拠であり、「反抗」=「自立」だということです。
そして、『子育ては、10歳が分かれ目。』は、これから子どもが知りたいのは、「建前」ではない「本当のこと」「本音」だと言います。そして「本当のこと」を教えられるのは、同性の大人だけだということです。
これまでは、徹底的に「甘え」させることを考えてきました。「甘え」られることで、「自己評価」が高まり、「自信」が持てるようになるという考えです。これは間違ってなかったかなと思っています。
そして自分に「自信」が持てる子どもは、自然と「自立」に向かっていくのでしょう。
息子が「反抗」して「自立」のサインを見せたら、うれしく思って、世の中の「本当のこと」を自分のことばで語れる、そんな接し方を目指していこうと考えています。
▼3冊の中でもっとも、「父親」としての役割が書かれています。また、小学5年生になる4月1日に、親から子に「子離れ宣言」をすることをすすめています。「子離れ宣言」をするかどうか、奥様と相談しようと思っています。
▼「甘え」や「自立」というこの時期の子どもへの接し方のほかに、「いじめ」「不登校」「非行」という問題に、明橋大二先生が真剣に答えています。これらにも注意して、息子を見守っていきたいと思います。
▼母親向きです。「塾とかしこくつきあう」の章に「進学塾の内情」があり、とても参考になりました。

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