しあわせ情報室

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男の子の思春期の感情について3冊の本で考える。

わが家の息子は現在10歳で小学校5年生です。これから迎える10代のキーワードは、「思春期」のようです。様々な著者が、思春期について書いています。

 

思春期というのは、これまでの自分を壊して新しくつくり変えていく、そのことを通して自立していく重要な時期です。これまで自明だと思っていたことにいちいち疑問を抱き、自分自身にさえ疑問を抱き、その不安やいらだちを親や教師に全部ぶつけてきます。
精神的な葛藤を繰り返しながら失敗を積み重ね、時には回り道もしながら新しい自分をつくっていく。それは中学時代にだれもがくぐりぬける試練だったのです。

ー尾木直樹『尾木ママの親だからできる「こころ」の子育て』p30

尾木ママの 親だからできる「こころ」の子育て (PHP文庫)
 

 

今まで親や先生に教わってきたこの世の理想と、現実の社会がまるで違っていることに気づき、戸惑い、怒りを覚えます。無邪気に慕っていた親や先生が、実はたいしたことのない凡庸な人間だったと気づき、軽視したり、ときには失望を覚えたりします。親よりも友達との絆のほうが大切になり、秘密を持ち始めるのもこの頃。性的欲求が高まり、自分でもそのコントロールに苦しむ時期でもあります。
とにかく怒りと反発、葛藤に次ぐ葛藤の中で、つらくて切なくて心をヒリヒリさせながら生きているのが思春期の子どもたちなのです。

ー高濱正伸『子育ては、10歳が分かれ目。』p8

子育ては、10歳が分かれ目。 (PHP文庫)

子育ては、10歳が分かれ目。 (PHP文庫)

  • 作者:高濱 正伸
  • 発売日: 2018/02/03
  • メディア: 文庫
 

 

誰でも、多かれ少なかれ「いまの自分」に不満を抱いているものである。こんなことを言いたくなる気分はわからないではない。仕事が認められない、学校がおもしろくない、友だちがいない、恋人がいない、親が自分を理解しない……。いろいろとパッとしないことがたくさんある。自分が描いていた理想からすれば、そのような現実は「こんなはずじゃない」と思うことだらけである。特に思春期には、ほとんどの人がこのような思いを抱く。

ーすがのたいぞう『こころがホッとする考え方』p114

こころがホッとする考え方 (PHP文庫)

こころがホッとする考え方 (PHP文庫)

 

 

なるほど。

自分自身を振り返ってもこの時期に、それまで教えられたり思っていたことと現実との違いに、わけがわからず悩んだように思います。

「不安やいらだちを親にぶつけてきたら、順調に育っている証」
だと思って、過剰に反応せずに見守っていくのがよさそうですね。

 

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