しあわせ情報室

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スポーツを通じると、思春期の子どもと異性の親でもいい関係になれるようです。

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前に、「10歳からの子育てを考える。」という記事で紹介した本 『子育ては、10歳が分かれ目。』の中で、著者の高濱正伸さんは "思春期の子どもと寄り添えるのは同性の親だけ” と書いています。次の通りです。

異性の親が、思春期の子どもに果たせる役目というのは、ほとんどありません。もちろん教育費を稼いだり、ご飯を作ったりという役目は続きますが、精神面でのバックアップはあまりできないのです。
寂しいことかもしれません。その寂しさに、さらに追い打ちをかけるのが、子どもたちが思春期になると、異性の親を避け始めるということです。男の子はお母さんに、女の子はお父さんに、得も言われぬ生理的拒否感を覚え出すのです。(p50)

そんな娘も思春期になると、お父さんを遠ざけ始めます。無視したり、汚らわしいもののように扱ったり。特に娘が幼いときにあまり遊んであげていなかったお父さんは、早々に離れられてしまうようです。(p232)

(過去記事)

なるほど。わが家は男の子で助かった~、と思っていました。

ところが、息子のソフトテニスのスポーツ少年団のパパコーチ達は、思春期の娘たちとうまくいっています。あるパパコーチは、中3と中1の二人の娘を連れてきて、子どもと楽しそうに乱打をします。またあるパパコーチも、中2の娘を連れてきて熱心に教え、娘もよく聞いています。どちらの娘たちからも、「パパ大好きオーラ」が漂っています。驚きです。

どうしてうまくいっているのか、理由をいくつか考えてみました。

1.親も一緒に汗を流し、家族の時間が多い。
これは、『天才を作る親たちのルール』で、すべての家族の共通点としてあげられているものです(p219)。そしてすべての親が、反抗期がなかったと言っています。家族一緒の時間が多ければ多いほど、スポーツに限らずいろいろと会話もできて、関係が深まるのでしょう。

2.スポーツという共通の趣味が親子のコミュニケーションを保つ。
高濱さんは、気軽に楽しめる共通の趣味を持つことをすすめています。普通は思春期の子どもは特に異性の親と話をしたがらなくなるので、親子のコミュニケーションのきっかけを一つでも多く残しておくといい、ということです(『子育ては、10歳が分かれ目。』p101,102)。また、「家族の団欒」としてスポーツをはじめることが最も重要だと思うと、杉山愛さんの母の杉山芙沙子さんが述べています(『一流選手の親はどこが違うのか』p130)。スポーツが共通の趣味となって「家族の団欒」になると、親子のコミュンケーションの大きなきっかけになるのでしょう。

3.スポーツで思春期の「毒」を外に向けて発散している。
これも、『子育ては、10歳が分かれ目。』で高濱さんが触れています(p8、p109)。スポーツ以外でも、「毒」が外に向かう子は救いやすいということです。

確かに、スポーツでエネルギーを発散できて、スポーツという共通の趣味や話題があれば、休日の大半を子どものために使い、一緒に汗を流してくれるパパに、「無視したり、汚らわしいもののように扱ったり」することは、なさそうです。

パパと娘やママと息子という思春期の難しい関係を、スポーツがうまく取り持ってくれるようですね。スポーツの持つ力をあらためて知ることができました。

▼紹介図書

子育ては、10歳が分かれ目。 (PHP文庫)

子育ては、10歳が分かれ目。 (PHP文庫)

 
天才を作る親たちのルール トップアスリート誕生秘話 (Sports graphic Number books)

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一流選手の親はどこが違うのか (新潮新書)

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