芸人の闇営業問題で話題の二人、宮迫博之さんは1970年3月生まれ、田村亮さんは1972年1月生まれ、40代後半で私と同世代です。
同世代の立場からこのニュースを見ると、
ようで、何か、他人事とは思えません。
どの会社でも、起こりうることのように思います。
宮迫さんが保身からついた嘘
日曜のフジテレビのワイドナショーによると、宮迫さんが入江さんに、ギャラをもらっていないことにしておくよう、嘘をつくよう指示をしたとのことです。ギャラは打ち上げに使ったんだからいいんじゃないかと、自分に都合よく解釈しようとしたようです。
自分に置きかえると、もし仕事でミスをして、クビになりかねないような責任問題が起きたら、なんとか自分の都合のいいように解釈したり、自分に有利なことだけを報告したりしてしまいそうです。
現実をありのまま、自分に都合の悪い事実を認めることができるか、考えてしまいます。
会社に嘘を白状したとき
宮迫さんが会社に嘘をついていたと白状したとき、岡本社長からパワハラ気味に、勝手に動かず会社の指示を待つよう言われたようです。
まずは、ギャラはもらっていないと関係各所に説明していた、会社としての気持ちがわかります。もし部下が同じようなことをしたら、「どうしてくれるんだ!」とかなり強く叱責してしまいそうです。
宮迫さんの立場からすると、会社の指示を無視して勝手なことをしたら、他の芸人の仕事に迷惑がかかるかもしれないと思うと、ここは会社の言うことに従うだろうな、と思います。
また、岡本社長のように、体育会出身で多少パワハラ気質の人は、これだけパワハラが問題になっている今でも、会社や組織の上の方にやっぱりよくいるように感じます。
過ちがあればすぐに認めて謝罪する
結果論で、きれいごとかもしれません。でも、宮迫さんがはじめからギャラを受け取っていたことを認めて謝罪していれば、また、会社が宮迫さんの嘘を報告されたときすぐになんらかの対応をしていれば、と考えると、過ちがあればすぐに認めて謝罪するよりほかはないんだな、と感じます。
ちょうど最近の事例として、若槻千夏さんが夜のニュース番組でモンスターペアレント的な発言をして、翌朝すぐに謝罪したことが、一つの事例でしょう。
自分の過去を振り返ると、簡単なことではないですが、そうするしかない。
今後の関心
意に沿わない形で、会社に反乱をすることになってしまった中年男子の行き着く先がどうなるかという一点で、関心を持っています。
世間、会社、先輩、後輩、家族という複雑な利害関係は、誰にでもあることです。
その中で、どうなっていくのか、自分自身の学びもあるかと思います。