しあわせ情報室

日々の子育てや生活を楽しんで、明日がもっとしあわせであるように、中年男子が考えることを書いています。

大好きだった酒を4年前からほとんど飲まなくなった私が、酒について思うことのまとめ。

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市川海老蔵さんが最近一切、酒を飲んでいないそうです。一昔前に泥酔事件を起こした海老蔵さんが「酒は無駄」とは、驚きです。

酒については、私もいろいろと思うことがあります。40歳過ぎまでは、酒なしの人生など全く考えられず、酒を飲まずに何を楽しみにして生きるの?という感じでした。それが今は、4年前から家での晩酌を一切やめて、何か家族や仕事のイベントの時にだけ少し飲む程度です。昔とは逆に、飲まないほうが普通です。

海老蔵さんの情報に触れたこの機会に、私のこれまでの飲酒人生を振り返っておこうと思います。

生まれ育った環境

父も母も酒好きです。父は平日の晩酌を欠かしたことはありません。夕食時に日本酒を1合とっくりに注ぎ、電子レンジで熱燗をチンするのは、小学校高学年から私の役目でした。毎日最低2合は家で飲んでいたと思います。両親とも陽気な酒です。特に酒乱ではなかったように思います。また、母方の実家の親族が特にみな酒好きでした。盆休みで親族が集まったときは、昼間から高校野球を見ながら父やおじさんみんなでビールを飲んでいました。酒はいつも身近にあり、私も大人になったら普通に酒を飲むもの、と思って育ちました。

飲み始め

高校生の時だと思います。何か親族の集まりがあると、「お前も飲め!」と言われてビールを飲みました。いとこたちもみな飲んでいました。ビールは最初は苦いっ!と思った記憶があります。そのうちに慣れて、おいしくなってきました。夏休みに友人何人かとキャンプに行ったときも、ビールを飲んだ思い出があります。田舎であったせいか、世間も飲酒について今より大らかでした。

大学時代

本格的に飲み始めます。ビール、日本酒、ウイスキーなど、種類は何でもOK。居酒屋でイッキ飲みがまだ許されていた時代です。イッキでビールをジョッキ一杯二杯は当たり前。酒に強いやつほどかっこいいと思っていました。理想は野球漫画の「あぶさん」です。私自身は、飲むと陽気でハイになるタイプです。記憶をなくすまで飲むことも何回かありました。記憶をなくしても不思議と、何かなくしたりせず必ず家に帰っていました。

社会人になって

週に半分以上は、仕事帰りに誰かと飲んでいました。接待でもよく飲みました。北新地のクラブがなつかしいです。サラリーマンは会社帰りに飲むのが当たり前と思っていました。サザエさんの波平とマスオの世界です。休日には、昼間から一人で飲んでいることもありました。

異変

20代の半ばから、酔って記憶をなくし、はるか遠くまで電車を乗り過ごしたり、駅のベンチで寝てしまったりするようになります。財布やカバンをなくしたことも何回かありました。二日酔いで仕事を休んでしまったこともあります。時にはさすがに反省し、次は酒をコントロールしようと固く決心します。でも、治りませんでした。結婚したり、子どもができたり、40代になってからも、月一回ははるか遠くまで乗り過ごしたり、駅で寝ていたり、何かをなくすことがあったと思います。健康診断では、何かひっかかったことはありません。

飲酒のコントロール

30代の前半に、深酒後に左の手のひらの小指側半分に弱いしびれの感覚が、一週間ほど残ったことがありました。さすがに飲酒をコントロールせねばと、『禁酒セラピー』を読みます。そこには、酒は決してコントロールできない毒物であり、「節酒」はなく「禁酒」しかないと書かれています。なんとインチキなトンデモ本かと思いました。酒は人間関係を円滑にし、適量なら健康によいと思っていたからです。そこでもう一冊、なだいなだ先生の『アルコール問答』を読みます。この本を読んで、もしかしたら私はアルコール依存症かも、と思いはじめます。でも、生活は変わりませんでした。

家での晩酌をやめる

2015年1月、息子の誕生日の数日前に、帰りの電車を高崎まで乗り過ごしました。息子が4月から小学生になるのに、親が何をやっているのかと、さすがにこたえました。そこで、平日の家での飲酒をやめてみることにします。酒は仕事や友人とのコミュニケーションで必要だとしても、平日に家で晩酌する必要はないはず、という理屈です。休前日と休日は晩酌ありです。まだ、酒なしの人生は考えられないと思っています。記録として、飲まなかった日は手帳に○印をつけました。また、断酒に関するブログがたくさんあることに驚き、いくつかのブログを定期的に読みました。

その後

家での晩酌をやめてみると、夕食後に酔っていないので、寝るまでの時間に本を読めるようになりました。そして、何日か飲まないでいると、朝の目覚めにこれでにない気持ちよさがあることに気づきます。そこで試しに、休前日や休日も家での晩酌をやめてみました。すると、飲まなくても全然平気です。酒なしの人生は考えられないと思っていたのに、違う自分がいます。驚きでした。会社でも、これまでは自分から積極的に飲みに誘っていましたが、誘われたときにだけ飲みに行くようになりました。その場ではビールを1、2杯だけ飲んで、ウーロン茶に切り替えます。それでも特に、職場のコミュニケーションに変化は感じませんでした。

現在

こんな経緯で今は酒を飲まなくても、全く平気に生きていられます。むしろ必要がなければ、飲みたくないです。飲んだ後に本を読んだり、何か勉強したりできないからです。どうしてあれほど人生に酒が必要だと思っていたのか、不思議です。

供給者の論理?

前に、「供給者の論理に落ち込むな」という記事を書きました。

酒も、供給者の論理を注意すべきものだと思います。夜テレビをつければ、CMは酒のものが一番多いように感じます。あたかも酒を飲むと、スッキリしあわせになれるような世界が描かれています。少なくとも私には、酒は毒物です。また、『禁酒セラピー』では、ワインは時間ともに熟成すると言う一方でボジョレー・ヌーボーを売るのは、ワイン業界が消費者を馬鹿にしている、と言います。

飲み会で飲まないテクニック

元浦和レッズの福田正博さんは、酒を飲まないようで、テレビの酒の席で注文を尋ねられ、「烏龍茶ロック!濃いめの氷少なめで!」と言っていました。素晴らしい! 福田さんのように、飲まなくても酒の席を楽しめたらいいですね。私もある時居酒屋でこの注文をしてみましたが、バイトの女の子に全く通じず、困らせてしまいました。

 

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こんなところです。あらためて『禁酒セラピー』を読むと、酒は、”本当は「破壊」という名の毒” だとあります。昔、インチキなトンデモ本だと思っていたこの本が、今は、正論なのかなぁと感じます。酒は、身体的、生理的には、誰にとっても毒物だと思います。精神的にどうかは、人それぞれかもしれませんが、私には酒がないほうが健康のようです。

 

 ▼紹介した本です。

禁酒セラピー [セラピーシリーズ] (LONGSELLER MOOK FOR PLEASURE R)

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アルコール問答 (岩波新書)

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