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スポーツ少年団のいいところを「6年生を送る会」で実感

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天才は親が作る 吉井妙子

週末に、息子が参加するソフトテニスのスポーツ少年団で「6年生を送る会」があり、親子で出席しました。

スポーツ少年団についてはこれまでに、スクール(習い事)との違いを、主に注意点を中心に書いています。

今回は逆に、スクールではおそらく味わえない、スポーツ少年団だからこそのいいところ(長所)を実感したイベントでした。

会の流れは、団の代表がパワーポイントを使って卒業する子どもたちの小さい頃の写真を写したり、卒業生全員が感謝のことばを伝え、コーチ全員が贈ることば返したりなど、育成母集団のお母さんたちの進行ですすみます。 

コーチ一人一人の贈ることばは、それぞれのお人柄がにじみ出てどれも印象的です。

特にぐっときたお二人のことばを紹介します。

あるお母さんコーチ

中学高校とソフトテニスの部活を続けてきたが、高校の顧問が厳しすぎて嫌いになり、高校卒業後はソフトテニスを全くしていなかった。娘がソフトテニスをなぜか見つけてきて、やりたいと言い出したことから再開した。この少年団に入ったことで、知り合いのいないところから嫁いできて仕事と子育てだけだった自分に、お母さん同士の繋がりができた。またソフトテニスを好きになった。

あるお父さんコーチ

高校の部活で試合で負けたことが、その後夢に出てくるくらい苦しくて、大学に入ってからはソフトテニスを全くしていなかった。娘が入ったことをきっかけにソフトテニスを再開。当時のラケットは捨てられずとってあった。コーチを始めて厳しくやっていこうかと思ったこともあったが、子どもにはソフトテニスを嫌いになってほしくないので、今は楽しんでやってほしいと思っている。

なんだかんだと、ソフトテニスを親子で楽しめるって、最高ですね!

卒業生以外の子どもたちも、静かに話を聞いています。

最後はみんなで会場のテーブルやイスを片付けて解散です。

最初から最後まで、手づくりであたたな会です。

参加したみんなが、やさしい気持ちになったように思います。

このあたたかなやさしい気持ちはどこから来るのか。

私が感じたのは、運営するコーチと育成母集団のみんなが、自分の子どもや孫に接するのと同じような気持ちで、子どもたち全員のそれぞれの成長を見守っているからではないか、ということです。

みんなが同じ気持ちでいるので、親同士の繋がりができたり、一旦そのスポーツから離れていても、また一緒にスポーツを楽しむことができるのだと思います。

これこそが、親や地域の方が中心になって運営するスポーツ少年団のよさはではないか、と感じます。

子育てに正解はないと思うので、コーチやお母さんのそれぞれの個性が出ることもあります。

この少年団は、それを無理にまとめるでない、柔らかい感じがあります。

私はこの柔らかさが好きです。

息子がこれまで通ったサッカーやスイミングの習い事では、このような会はありませんでした。

準備は大変だと思います。

今回は参加する立場でしたが、息子が6年生になる来年は運営する立場になるので、どうなることか心配です。

今回中心となって準備や運営をした母集団の皆様や、これまでこのような会を続けてきた先輩方に、感謝です。

スクールには、基本的には運営側にすべておまかせできるという点で、スクールなりのよさがあると思います。

一方で、スポーツ少年団には、親や地域の方が運営するボランティア団体だからこそのよさが、大変ながらもあるんだなぁと実感できた、貴重な体験でした。

以上、スポーツ少年団のいいところを「6年生を送る会」で実感した感想でした。

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