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二世帯住宅は妻側の両親と「同居型」で暮らすのがおすすめ!

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(お世話になった桧家住宅のパンフレット)

二世帯住宅には大きく、完全同居型」「部分共有型」「完全分離型の3つのタイプがあります。

わが家は、奥様の実家を「同居型」の二世帯住宅に建て替え、義理の父母と奥様、息子、私の5人で暮らし始めてから、もうすぐ10年になります。

この記事では、「同居型」二世帯住宅のメリットと、二世帯住宅への建て替えを決めた経緯をまとめてみます。

二世帯住宅に関心のある方の参考になれば幸いです。

目次
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二世帯住宅の3つのタイプ

二世帯住宅に大きく「完全同居型」「部分共有型」「完全分離型」の3つのタイプがあることは、建て替えを検討して初めて知りました。

以下それぞれの特徴です。

完全同居型

二つの世帯が文字通り同居するタイプで、寝室のような個人的な部屋以外、玄関やキッチン・トイレ・お風呂といった水回りなど、全てを共有するタイプ

部分共有型

玄関やキッチン・トイレ・お風呂など、一部分を共有するタイプ

完全分離型

ひとつの建物を1階2階と上下で分けることや、左右に分けた二つの建物を通路や庭でつないだタイプ

この中でわが家が選んだのは、「完全同居型」の二世帯住宅です。

1階に共用の玄関、LDK、バス、洗濯機、洗面、トイレと、義父母の部屋、寝室があります。

2階にはわれわれ世代のフリースペースと部屋、寝室、洗面、トイレがあります。

トイレと洗面は1階と2階に1つずつ作りました。

食事は1階の共用LDKで家族全員でとります。

現代の家庭では「同居型」の二世帯住宅は、妻側の両親との同居でないと無理だと思います。

奥様と私の母が一つの同じキッチンや洗濯機を使うなんて、その板挟みの苦しみを思うと、とても考えられません。

奥様と仲のいい友人は、夫側の両親と「完全分離型」に近い「部分共有型」の二世帯住宅を建てました。

玄関のみ共用で、リビング、キッチン、バス、トイレ、洗濯機が1階と2階に1つずつあります。

住宅メーカーの二世帯住宅のプランでも、同居型が想定する家族構成はたいてい妻側の親との同居になっています。

「同居型」二世帯住宅のメリット

二世帯住宅全般と重なる部分を含めて、感じるメリットをまとめます。

育児の負担が減る

ちょっと子どもを見ていてもらう、習い事の送り迎えなど、奥様は自分の両親なので気兼ねすることなく頼んでいます。

夏休みの宿題では、義父が算数のドリルを、義母がリコーダーなどの音楽を担当しました。

両親も孫かわいさに、頼まれてまんざらでもなさそうです。

義母は自分の作った料理を孫がおいしいおいしいと言って食べると、とても嬉しそうにしています。

子どもが受ける愛情の絶対量が増える

子どもにとって、近くにいつでも自分を好きでいてくれる祖父母がいます。

身近にいる大人から受ける愛情が大きければ大きいほど、子どもは自分に自信を持ち、世の中はいいところだと思えるのかな、と最近考えています。

義父母にとっても孫は、無条件に愛情を注げる存在のようです。

そしてたまにしか会わない孫と違い変に甘やかすことなく、締めるところは締めてくれています。

住宅ローンの軽減

義理の父の土地の上に、私のローンで家を新築しました。

土地+建物でローンを組むより大幅に軽減できました。

また「同居型」は、「共有型」や「分離型」と比べて玄関やキッチンなどが一つな分、建物の費用も安くなります。

間取りの自由度が高い

玄関やキッチンが一つで済むと、その分の面積をリビングや居室に使えるので、間取りの自由度が高くなります。

二世帯住宅への建て替えを決めた経緯

今振り返ると、最初から同居や建て替えを決めていたわけではありません。

転職や出産などのタイミングごとに判断を重ね、最終的に二世帯住宅への建て替えとなりました。

経緯は以下の通りです。

  • 私と奥様は当時の仕事の関係で大阪に、義父母は埼玉県郊外の市に暮らしていた。私の実家は長野県上田市。
  • 私は長男で下の妹は嫁に出ている。奥様も長女で下の妹が同じく嫁に出ている。奥様は結婚して私の籍に入った。
  • 奥様が第一子を妊娠。出産予定日は2月上旬。予定日の3ヶ月ほど前に義父母から、これを機に私の実家も近い関東の方で暮らしてはどうか、と話が出る。
  • このまま大阪で出産するか、勤務先に関東への異動願いを出すか、転職するかを検討。思い切って転職することを選ぶ。当時36歳。
  • 2月末で退職、3月1日から新しい職場の予定で転職が決まる。
  • 奥様は実家近くの病院に転院し、予定より早く1月下旬に出産。そのまま実家へ。
  • 2月中旬に私一人で大阪を引い払い、いろいろ落ち着くまでということで奥様の実家で同居を始める。近くにアパートを借りて大阪時代の家具や荷物を入れた。
  • 2月はほぼ有給消化。3月から新しい職場での勤務スタート。
  • 育児や新しい勤務先に慣れることにバタバタし、そのまま同居を続ける。
  • 息子の1歳になる前ごろに、もうこのまま同居をしようということになる。はじめは増改築を考えたがいい案ができず、二世帯住宅への建て替えを決める。
  • いくつか住宅展示場をまわり、様々なメーカーのモデルルームやパンフレットで、二世帯住宅に「同居型」「共用型」「完全分離型」の3つのタイプがあることを知る。
  • その中で、玄関や水回りを共用する「同居型」に決める。
  • 近くのマンションを借りて5人で仮住まいし、元の家を取り壊して二世帯住宅を新築する。

子どもが小さいうちにお試しで短期間でも同居できると、その後の判断がしやすくなります。

「同居型」を選ぶかどうかは「夫」次第

こう整理してくると、妻や子どもにとっても妻側の両親にとっても、同居型の二世帯住宅はメリットばかりではないでしょうか。

とすると、妻側の両親との同居型二世帯住宅を受け入れるかどうか決めるのは、「夫」次第です。

私はなし崩し的に同居を始めて、思ったより快適だったので、特にこだわりなく決めることができました。

夫としては、意外と気楽に生活できるものですよ。

奥様の親子げんかは基本的に放っておけばいいですし、自分の母親との嫁姑問題に毎日頭を抱えることもありません。

夫側へのアドバイスは、必ず自分の部屋か書斎スペースを作って居場所を確保してください。

一人になれる時間も必要ですので。

そういえば「サザエさん」のマスオさんも、妻側の両親と同居で楽しそうに暮らしていますね。

私は大いにおすすめです。

以上、妻側の両親と「同居型」の二世帯住宅で暮らすメリットの紹介でした。

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