親指シフト入力の導入、開始82日目の記録です。
開始76日目に参加したものくろキャンプのブロググループセッションで、私の打鍵を見たものくろさんから「右手が窮屈」とアドバイスをもらったことを思い出し、「orzレイアウト」の導入を決めました。
orzレイアウトとは
親指シフト入力で、右手の親指以外で打つ文字と数字のキーを一つ右にずらすレイアウトです。
「oyayubi-right-zurashi」の頭文字で「orz」です。
WindowsのJISかなキーボードでの一般的な親指シフト入力の設定では、右手人差し指で「Y」と、右親指で「変換」を同時に打って、「よ」を入力します。
この2つのキーの距離が遠く、右手が親指を内側に折り込む不自然な形になって、つらいのです。
この問題を解決するのが「orzレイアウト」です。
右手のホームポジションは人差し指が「K」のキーに来ます。
「よ」を入力するときは、「U」を右手人差し指、「変換」を右手親指で同時に打ちます。
2つのキーが近くなって、右手がずいぶんと楽になります。
またやってみてわかったことに、「enter」キーが近くなることで右手の動きが少なくなる、というメリットまでありました。
英数はどうなる?
orzレイアウトのデフォルトの設定では、英数の入力も右に一列ずれます。
英字はローマ字入力でタッチタイピングできていたので、何とかなりそうです。
問題は、タッチタイピングできていなかった6~0の数字…。
数字だけ設定を変えようかとも考えましたが、やめました。
いろいろな検討の末に、orzレイアウトが完成しているのでしょうから。
逆にこれを機に、数字もタッチタイピングを目指すつもりでいます。
WindowsとChromeのショートカットキーは?
Windowsの「ctrl+p」、「ctrl+n」、「ctrl+o」やChromeの「ctrl+h」(履歴)、「ctrl+shift+o」(ブックマークを開く)は、右にずれずに標準のままです。
私はいままでこれらをキーボードを見て入力していたので、逆に好都合でした。
試してみて
試してみると確かに、圧倒的に右手が楽です。
右手の親指が自然な位置に来ることで、気持ちのいい開放感があります。
試しに、「NICOLA派宣言」にある頻出語句の入力を久しぶりに練習してみたことろ、これまでよりずっとスムーズな実感がありました。
もっと早くorzレイアウトにすればよかった?
orzレイアウトは開始3日目に試してみて、英数がずれることまで同時に習得するのは無理、と見送った経緯があります。
今は親指シフトに慣れてきて、右手のキーにだけ注意すればいいからこそ移行できそうなので、やはり3日目では難しかったと思います。
開始1カ月目に上達が停滞していたとき、試せばよかったかなと少し後悔しています。
後の祭りなので…、これから取り返すことにしましょう。
もうすぐ開始から3カ月
いよいよ、もうすぐ開始3カ月です。
開始当初に目指した、「3か月後にはJISかな入力やローマ字入力では得られない、スムーズな打鍵の快感を味わっていることだろう」に到達できるのか!?
いい感じなってきた気はする!!!
以上、親指シフト入力開始82日目で「orzレイアウト」を導入した、という情報でした。
※「orzレイアウト」公式の詳しい情報はこちらです。
※エミュレータソフトの「やまぶきR」への導入はこちらをご参照ください。
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