社会人になって、まずは少しでも仕事で成果を出したいと考え、さまざまのタイプの手帳を使い、いくつもの手帳関連の本を読んできました。
そんな私が2010年から使い続けている手帳が、『能率手帳ゴールド』です。

この記事では、紆余曲折を経て能率手帳ゴールドに行き着いた手帳の遍歴と、これまでにどんな手帳本を読んできたかを振り返って紹介します。
月間ブロック型の手帳(大学生時代)
- 大学のテストやバイトとサークルの予定管理くらいに、月間ブロックタイプの薄い手帳を使っていた
能率手帳 普及版(1996年4月 就職直後)
- 営業職に配属され、何のこだわりもなく、会社支給の手帳を使い始める
- 「能率手帳 普及版」に会社のロゴと社是が入った手帳だった
「超」整理手帳(1996年5月頃~)
- 入社数カ月後、もっと仕事ができるビジネスマンになりたい!と思い、『「超」整理法』『続「超」整理法・時間編』を読む
- 情報整理や時間管理の考え方に感銘を受け、「超 整理手帳」を購入
- 8週間を一覧できるスケジュール・シート、薄さ、A4の紙との相性のよさに感動
- 数週間にまたがる予定の立てやすさと、営業時の外回り時の持ち運びやすさを、特に気に入る
- 営業→企画→開発→営業→経理→営業と異動しても、継続して使用
- 同僚、知り合いにも「超 整理手帳」をすすめまくる
7つの習慣プランナー(2006年4月~)
- 営業職から新規事業の準備部門へ異動し、内勤でデスクワークが主となる
- 前年に『7つの習慣』と『7つの習慣 最優先事項』を読み、人生と時間への意識が変わる
- 『7つの習慣』の「第三の習慣 重要事項を優先する」を実践するため、手帳を「7つの習慣プランナー」に変更
- 重要事項を週単位でスケジュールに入れることの実践と、携帯性を優先し選ぶ
- 最初に「7つの習慣プランナー」に予定を記入したとき、いかに重要事項のための時間をスケジュールに入れていなかったかに気づき、愕然とする
- その後2年間「7つの習慣プランナー」を使用
(※7つの習慣プランナーは現在こちらの製品になっているようです)
バイブルサイズのシステム手帳(2008年1月~)
- 前年末に『夢に日付を!~夢実現の手帳術~』(渡邉美樹)を読み、手帳術にハマる
- その他この時期に以下の手帳術本を一気に読む
『一冊の手帳で夢は必ずかなう』(熊谷正寿)
『ミリオネーゼの手帳術』(佐々木かをり)
『1日3分「夢」実現ノート』(岡崎太郎)
『システム手帳の極意』(舘神龍彦)
『メモ取り・手帳術が面白いほど身につく本』(松山真之助)
『頭のいい人がしている究極の手帳術』(三谷樹)
- 迷いに迷った末、以下の組み合わせで「システム手帳」デビュー
- ブレイリオのシステム手帳 (バイブルサイズ リング径15mm コードバン)
- アシュフォードの月間プランニング
- アシュフォードの週間ダイアリー タイムウィークリー
- 安い無地のメモリフィル
- 重視したのは、携帯性と収納枚数のバランス
- その後、タスクが書ききれなくなり、デイリーを追加
- バインデックスの1日計画表<DAILY PLAN 12h(フリー)>
- ウィークリーのリフィルを変更(タスクをデイリーのリフィルに書くことにしたのでウィークリーのタスク欄が不要になったことと、30分単位の時間管理をしやすさで)
- バインデックスの週間バーチカルタイプ(週間ダイアリー【9】)
- 厚さが気になってきたため、紙の薄さで、デイリーとメモのリフィルを変更
- Date your dream フリーデイリースケジュール
- ダヴィンチの徳用ノート(無地)クリーム
- タスク+スケジュール+メモの管理のしやすさ、書きやすさ、紙の薄さによる収納枚数の多さで、この組み合わせを気に入る
モチベーションシート マイクロ+能率手帳WIC3(2008年12月~)
- 『能率手帳の流儀』を読み、綴じ手帳の良さを再確認
- いろいろ綴じ手帳を物色し、『能率手帳』『勝間和代手帳』『陰山手帳』『中村天風 成功手帳』『松下幸之助 道をひらく 手帖』で揺れ動く
- そこに、2007年末に『1日3分「夢」実現ノート』を読んでから気になっていた、『夢実現手帳モチベーションシート』のポケットサイズのマイクロの発売を知る
- 能率手帳ゴールドと天秤にかけ…、「モチベーションシート マイクロ」を選択!
- システム手帳はノートとして使用
- MSマイクロのマンスリーブックではスケジュールの立案や管理を難しく感じ、「能率手帳 WIC3」(※2021年現在廃番)を購入
- WIC3と、MSマイクロのデイリーブックを、一つのカバーの左と右に差込む
- WIC3は計画の立案や予定の管理用に、MSマイクロは行動記録やアイデアのメモとして使用
能率手帳ゴールド(2010年2月~)
- 取引先から能率手帳の普及版をいただく
- しばらく試用し、定番のよさを再確認
- いきおい、「能率手帳コールド」を購入
- 2023年も継続して使用予定

手帳遍歴の振り返り
こうして遍歴を振り返ると、自分の中でポイントになったのはこんな手帳体験でした。
- 「『超』 整理手帳」で、スケジュールを俯瞰してみること
- 「7つの習慣プランナー」で、重要なことから先に、1週間単位でスケジュールを組むこと
- 「モチベーションシート マイクロ」で、心に強く想ったことや今日よかったできごとを書くこと
- 「能率手帳」で、同じ手帳を使い続けること
現在「能率手帳」を使う中で、
スケジュールの俯瞰…年間予定表やガントチャートの月間予定表
1週間単位のスケジュール…見開き左側の日記欄
心に強く想ったことや今日よかったできごとを書くこと…右側のメモ欄
で実践している感じです。
こう考えると、あらためて能率手帳の普及版のレイアウトはよくできているな、と実感します。
これまでに読んできた手帳関連本のリスト
これまでに読んできた手帳関連本のリストです。
『続「超」整理法・時間編』(野口悠紀雄)
『7つの習慣』(スティーブン・R・コヴィー)
『7つの習慣 最優先事項』(スティーブン・R・コヴィー)
『夢に日付を! 【新版】 夢をかなえる手帳術』(渡邉美樹)
『一冊の手帳で夢は必ずかなう』(熊谷正寿)
『ミリオネーゼの手帳術』(佐々木かをり)
『佐々木かをりの手帳術』(佐々木かをり)
『1日3分「夢」実現ノート』(岡崎太郎)
『「3日坊主」でも使いこなせる手帳術』(岡崎太郎)
『ビジネスは手帳で変わる』(フランクリンコヴィージャパン)
『システム手帳の極意』(舘神龍彦)
『手帳進化論』(舘神龍彦)
『メモ取り・手帳術が面白いほど身につく本』(松山真之助)
『頭のいい人がしている究極の手帳術』(三谷樹)
『定時で上がる! 手帳術』(松本幸夫)
『能率手帳の流儀』(野口晴巳)
『手帳300%活用術』(日本能率協会マネジメントセンター)
『手帳活用パーフェクトBOOK』(日本能率協会マネジメントセンター)
『無印良品のPDCA』(松井忠三)
『仕事が速くなる! PDCA手帳術』(谷口和信)
『誰も教えてくれなかった上手な手帳の使い方』(後藤弘)
マイベスト手帳術本は『能率手帳の流儀』
さすが能率手帳の会社の社長が書いただけあって、手帳の使い方のヒントが満載の一冊です。
また、手帳の使い方の本なのに、「人生を計画することなどできない」と書いているところが、良心的かつ実用的だと思います。
新年に新しい手帳を使う前に、一回は目を通すようにしています。
以上、私の手帳遍歴とこれまでに読んだ手帳術本の紹介でした。




