大好きな曲の一つ、馬場俊英さんの『人生という名の列車』を紹介します。
なんと9分42秒!の長い曲です。
この曲を知ったきっかけは、高級トースターで有名なバルミューダの寺尾玄社長の雑誌での紹介です。
検索したら2018年の日経ビジネスアソシエで、この中でかなり熱く語っていた覚えがあります。
特に好きなところは、ある男性の38歳の心境を歌うこの部分!
この戸惑いと不条理の世界 人間社会にようこそ
でもどんな時も 信じること 決してあきらめないで
向かい風に立ち向かう 勇敢な冒険者でありたい
曲の内容は、40歳手前の男性の人生の振り返りです。
小学生でお茶の間で「8時だョ!全員集合」を見て、中学生で読売ジャイアンツに憧れ、それから、W浅野のトレンディドラマ、私をスキーに連れてって、イッキ飲み、ファースト?キスを経て、大学卒業で旅立ちという名のターミナルにたどり着く。
35歳で私鉄沿線のベッドタウンに家を建て、愛する人と二人のかわいい道連れがいて、ふと涙を流し、38歳の現在の心境に至る。
歌詞全文がうたまっぷのサイトにあります。ぜひご覧ください。
人生という名の列車 馬場俊英 歌詞情報 – うたまっぷ 歌詞無料検索
馬場俊英さんはシンガーソングライターで、昭和42年埼玉県寄居町生まれとのこと。
自身が38歳の平成18年にこの曲をつくったそうです。
私もいま近くに住むので親近感が出ます。
馬場さん自身がこのように生きてきたのか定かではありませんが、30代40代で郊外に家を買った子育て世代のサラリーマンの心に、ビンビンに刺さる歌詞ではないでしょうか。
私も自分の人生を重ねてしまいます。
この曲は奥様や息子と一緒ではなく、一人だけで車に乗るときたまに無性に聴きたくなります。
聴くといまでもふと泣いてしまうことがあります。
あぁ、いつまでこの向かい風が吹くのでしょう…。
でもどんな時も、勇敢な冒険者でありたいですね!
以上、馬場俊英さんの『人生という名の列車』の紹介でした。