しあわせ情報室

団塊ジュニアの中年男子がしあわせについて考え発信しているブログです。

小学生のスポーツに関わるすべての大人へのアドバイスを、『ジュニア・ソフトテニス とっておき!練習ドリル』から紹介します。

スポンサーリンク

息子がソフトテニスの少年団に入り1年がたちました。私も親コーチとして手伝いをはじめて8ヶ月。全くはじめての子に教える機会も出てきました。

ソフトテニスについて、自分なりにいろいろと本や動画で研究してはいるのですが、市販の本はどれも主に中学生以上が対象です。

 

そこに、この本を発見しました。

f:id:Kenden:20191107150016j:plain

ラケットをはじめて持つ小学校低学年生からの指導法や練習方法が詳しく載っていて、とても勉強になります。

 

さらに、東京工業大学名誉教授の石井源信先生の特別コラム「ジュニアソフトテニスを支える指導者・保護者の皆さんへ」が、どのスポーツでも小学生の親や指導者に学びがある内容でした。

(参考 石井源信先生の研究室のホームページにあるプロフィール ) 

 

以下に内容を抜粋して紹介します。


指導の心得

①教えすぎない

子どもは見て模倣し学び想像する力がある。
「指示待ち症候群」は問題。
「自ら主体的にやる練習」を目指す。

②鍛えすぎない

「燃え尽き症候群」や「スポーツ障害」の恐れ。

③結果にこだわりすぎない

「勝者の優越感、敗者の劣等感の助長」「マナーやスポーツマンシップに反する行為」「相手を押しのけてまで勝とうとしたり、負けることを恐れて競争から回避する態度」という弊害がある。

④評価しすぎない

「自信喪失」や「自信過剰」につながる。

⑤期待しすぎない

子どもにも意志がある。
保護者はプレッシャーを与える存在でなく、子どもに安心感や信頼感を与える存在に。

 

指導の具体的ポイント

①人間はほめられてこそ伸びるもの

②欠点を指摘することで苦手意識を植えつけない

③失敗したとき落ち込まないよう指導する

 

何を教えるべきか

①いかに好きにさせるか

「好きこそものの上手なれ」

②いかに努力させるか

「努力は天才を作る」

③ライフスキル(生きる力)を身につけさせる

集団の中での個のあり方。
仲間を大切に、他人に共感する力。

 

熱心になると、まわりが見えなくなる

石井先生は、

「そんなことはわかっている」と言われるかもしれません。しかし、人間熱心になり、一生懸命になると、まわりが見えなくなることがあります。警告として心のどこかに留めておいてもらえればと思います。

と書いています。

その通りだと痛感する、今日このごろです。

 

まとめ

最後に、石井先生は「子どもは指導者を選べない」ことを心しておきましょうと言い、フランスのサッカー元ワールドカップ監督のロジェ・ルメールのことばで締めくくります。

「我々は学ぶことをやめたとき、教えることをやめなければならない」

 

親として、スポーツだけでなく勉強や生活のすべてにおいて、ぐっとくることばです!


▼絶版なようで残念です。図書館で借りました。
(※追記 定価より高く中古で買いました)

ジュニア・ソフトテニス―とっておき!練習ドリル (B・B MOOK 531 スポーツシリーズ NO. 405)

ジュニア・ソフトテニス―とっておき!練習ドリル (B・B MOOK 531 スポーツシリーズ NO. 405)

 

 

▼参考過去記事

スポーツ好きの子どもに親はどう関わるべきか。見守るか、スパルタ教育か。一流スポーツ選手27人の事例集。 - しあわせ情報室

息子のスポーツ歴を振り返り、息子自身の変化と、「スポーツの楽しさは子どもの年齢とともに変化する」ことを実感しています。 - しあわせ情報室

息子がソフトテニスの試合で負けて、子どものスポーツへの親の関わりをもう一度考えた。勝っても負けても、同じように応援できるか。 - しあわせ情報室