竹内結子さんの訃報に思い出す 自殺した父に言いたかったことを書いた娘の手紙

(※本記事では、紹介する本の言葉を引用し「自殺」という表現を使っています)

竹内結子さんの突然の訃報に驚きました。

竹内さんがNHK大河ドラマ「真田丸」の淀殿役で見せた演技のインパクトが強烈で、今の時代を代表するすごい女優さんだと思っていました。

残念です。

このような訃報に触れると、思い出すことがあります。

以前仕事がうまくいかないとき、朝の出勤が辛く、なんとか通勤電車に乗っても会社の最寄り駅から会社まで足が向かないことがありました。

会社の建物に入っても、落ちついて席に座っていられません。

昼食も、隣のビルでトイレの個室に座り、やっと菓子パンを食べるくらいだったほどです。

家に帰り、夜なんとか寝ついても2時間位で目が覚めてしまい、それから眠れないという日が続きました。

当時は、このまま死んじゃったら楽かもな、という思いが頭をよぎりました。

そんなときに、前に読んでいた『忙しいパパのための子育てハッピーアドバイス』にあった、自殺した父への思いを書いた娘さんの手紙のことが頭に浮かんできます。

その父はある中小企業の営業部長で、仕事でトラブルにあって眠れなくなり、この本の著者で精神科医の明橋大二先生の病院を訪れます。

明橋先生はうつ病の初期症状と診断し休職を勧めますが、会社のためにも家族のためにも休めないと仕事を続け、さらに大きなトラブルに見舞われた後、結果として自ら命を断ってしまいました。

その娘さんが後に明橋先生の元を訪れ、先生から父の自殺の事情を聞き、後日先生に手紙を書きます。

その手紙の後半に、つらかったことを理解しつつも、これだけは父に言いたかったと、こう書いています。

お父さん!
どうして死んじゃったりしたの?
会社が倒産してもいい、リストラされてもいい、生きててほしかった!
死んでほしくなかった。生きててほしかった。
お父さん、どうして死んじゃったりしたの?

お父さん!!
ねえ、お父さん、お父さん……。

この手紙の内容を覚えていたことが、仕事がうまくいかずに苦しかった私の助けになりました。

人それぞれに考えや苦しみがあり、一人一人の事情は違うと、理解はしているつもりです。

それでも、一人でも誰かの目にとまればと、以前書いた記事に続きもう一度、この手紙の紹介記事を書きました。

少しでも誰かの助けのなればと、願っています。

スポンサーリンク
よかったらシェアしてね!

この記事も読まれています

目次
閉じる