スマイルゼミの中学生コースは、テスト対策から高校受験対策まで9教科の勉強がタブレット1台で完結する通信教育です。
運営会社はジャストシステムで、ワープロソフト「一太郎」や日本語入力ソフト「ATOK」が有名な老舗のIT企業です。
教育の分野でも、小学校向けの学習支援ソフトを20年以上提供している実績があります。
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スマイルゼミ中学生コースの特徴
教科と学習スタイル
最大の特徴は、9教科(英語・数学・国語・理科・社会・音楽・美術・技術家庭・保健体育)の通常学習から定期テスト対策や入試対策までの勉強が、タブレット一台でできることです。
タブレット以外の教材はありません。
タブレット学習の主なメリットは次の点です。
- ビジュアル教材や音声教材が豊富
- 問題の回答をタブレットがすぐに採点してくれる
- 問題を何度でもやり直しができる
- 消しゴムのカスが出ない
今でこそ進研ゼミにもZ会にも学習専用タブレットがありますが、タブレット教材として歴史が最も長いのはスマイルゼミです。
2つのクラスを選べる
学校での学習進度に合わせ教科書に沿った内容で学習する「標準クラス」と、3年生の夏までに中学校での学習を終わらせるオリジナルカリキュラムの「特進クラス」があります。
学習範囲
標準クラスは1年生~現学年まで、すべての教材が学習可能で、特進クラスは現学年の一つ上の学年まで、すべての教材が学習可能です。
教材の難易度
難易度は通常の学習では、標準クラスの教材の難易度が基本65%・応用35%で、特進クラスは基本45%・応用35%・難問20%の割合です。
特進クラスでは学習量も約1.5倍となります。
また入試対策では、標準クラスの教材の難易度が基本50%・応用30%・難問20%で、特進クラスは基本40%・応用30%・難問30%の割合になります。
入試対策・模擬テスト
入試対策では単元ごとに問題が配信され、志望校への合格レベルとのギャップを判定しながら勉強ができます。
また、模擬テストの結果から全国の高校の合格可能性がすぐにわかる機能があります。
タブレットの仕様
専用タブレットはデジタルペンと専用ケースがついて、画面に手をついて書くことができます。
またAndroidタブレットとしても使えて、保護者が設定でAndroidモードの制限をすることも可能です。
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スマイルゼミ中学生コースの料金
毎月の料金
毎月払いの料金です。
クラス | 中1 | 中2 | 中3 |
---|---|---|---|
標準クラス | 8,580 | 9,680 | 10,780 |
特進クラス | 15,840 | 16,940 | 18,040 |
6カ月一括払いで約5%、12カ月一括払いで約10%割引になります。
タブレットを12カ月の分割払いにすると、月々1,078円(総額12,936円)になります。
他社との比較
中学生向け通信教育の主要な他社と比べます。
教材 | 中1 | 中2 | 中3 |
---|---|---|---|
スタディサプリ | 2,178 | 2,178 | 2,178 |
デキタス | 4,400 | 4,400 | 4,400 |
ポピー | 4,800 | 5,000 | 5,100 |
進研ゼミ(オリジナル) | 6,980 | 7,190 | 7,980 |
進研ゼミ(ハイブリッド) | 7,670 | 7,800 | 7,980 |
スマイルゼミ(標準) | 8,580 | 9,680 | 10,780 |
Z会(タブレット) | 9,900 | 10,900 | 13,800 |
スタディサプリ(個別指導) | 10,780 | 10,780 | 10,780 |
すらら | 10,987 | 10,987 | 10,987 |
Z会(テキスト進学) | 12,900 | 12,900 | 18,100 |
Z会(テキスト特進) | 12,900 | 12,900 | 20,700 |
スマイルゼミ(特進) | 15,840 | 16,940 | 18,040 |
通信教育大手3社の比較では、標準クラスで「進研ゼミ」<「スマイルゼミ」<「Z会」です。
特進クラスは一学年上の学習もできて難問まで対応しますが、進研ゼミのハイブリッドコースやZ会のタブレットコースは標準で中学3年間の全範囲が学べて難関校受験まで対応しますので、比較すると割高に感じます。
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スマイルゼミ中学生コースのメリット
他社と比較したスマイルゼミのメリットをまとめると、この3点です。
- 9教科の勉強がタブレット一台で完結する
- インターネットで遊ぶ心配がない
- 専用タブレットがインターネットがつながらない外出先でも使える
毎日の勉強から定期テスト対策、高校受験対策までをタブレット一台で完結させるのがスマイルゼミ独特の特徴です。
また、スタディサプリなど市販のパソコン・タブレット・スマホを使う教材は、勉強すると言ってネットをしている心配を100%解消するのは難しいです。
ネット環境については、スマイルゼミ同様に専用タブレットがある進研ゼミとZ会はネットのつながらない場所で勉強することはできません。
スマイルゼミ中学生コースのデメリット
デメリットとして注意しておくポイントです。
- 標準クラス、特進クラスとも、人による添削指導はない
ライバルの進研ゼミとZ会は、タブレット中心のコースでもテキスト中心のコースでも、講師が添削指導をしてくれます。
逆にいうと、添削の課題を提出するプレッシャーなく、マイペースで学習ができます。
- 退会すると、それまでの学習コンテンツは見られなくなる
進研ゼミのタブレットコースなら、万一退会しても中学卒業まで学習コンテンツを見ることができます。
退会してもスマイルゼミならAndroidタブレットとして使えるのが、進研ゼミとの違いです。
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標準クラスか特進クラスか迷ったら
後日保護者向けのオンラインセミナーに参加し、スマイルゼミ本部の方から説明がありました。
公立の中学校なら、難関校を目指す場合でも標準クラスがおすすめです。
特進クラスは、中高一貫校で授業の進度が早く、学校で中2の内容を中1で学ぶような場合におすすめ(1学年上の内容まで配信されるから)とのこと。
標準クラスでも、偏差値70台の全国の難関校に毎年合格者を出しているそうです。
スマイルゼミ中学生コースがおすすめな人
スマイルゼミ中学生コースがおすすめなのは、こんな人です。
- タブレット一台で完結することに魅力を感じる
- ネットのつながらない環境でもタブレット学習が必要
- 提出課題なしでマイペースで勉強したい
スマイルゼミを運営するジャストシステムは、教育の分野ではまず学校向けの教育システム「ジャストスマイル」を開発し、現在小中学校の現場で広く活用されています。
ここで蓄えたノウハウを生かし、2012年に小学生コース、2013年に中学生コース、2018年に幼児コースの家庭向け学習教材を開発しました。
進研ゼミやZ会に比べて、タブレット学習については一日の長があり一番使いやすそうな印象です。
体験会を全国で開催中
スマイルゼミの体験会を全国で開催しているので、タブレットを手にとって自由に試すことができます。
わが家も参加し、体験会の最中親がスタッフに話を聞いている間ずっと、息子はスマイルゼミで何やらやっていました。
子どもを飽きさせずに、集中させる工夫が優れているのでしょう。
14日間の無料体験あり
全額返金保証キャンペーン実施中で、14日間の無料体験ができます。
以上、スマイルゼミ中学生コースの特徴・料金・デメリットとおすすめな人の情報でした。
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